中小企業診断士の過去問 平成28年度（2016年） 経営情報システム 問12

【正解３】

メールアドレスの送受信をWebブラウザで行う場合、メールサーバにWebメールインタフェースを追加します。

一方、PC等でメーラーを使用する場合は、メールの受診に使われるIMAPサーバのアドレスとPOP３、メールの送信に使われるSMTPサーバのアドレスと、ポート番号を設定する必要があります。

また、メールを暗号化したい場合は、S/MIME対応のメーラーを使用する必要があります。

以上より、A：メール　　B：SMTP　　 C：ポート番号　　D：S/MIME

電子メールの利用に関する問題です。空欄BやDから選択肢を絞り込むことができれば、偶然にも他と被っている選択肢がないため正答に辿り着くことは容易です。

空欄B

メールを送信するサーバなので、SMTPサーバです。その直前に「メールを受け取るPOP3やIMAPサーバ」という記載がありますので、SMTPと特定することも容易です。コンピュータやスマートフォンのメール送受信設定を行う際に、POP3やIMAP及びSMTPの数値を確認する機会があると思います。

空欄D

メールを暗号化して送受信したいので、S/MIMEに対応したメーラーを使います。先頭のSはSecureの意味なので、覚えておくと確実に正誤判断ができます。

以上から、A：メール　B：SMTP 　C：ポート番号　D：S/MIMEの組み合わせが正解の選択肢となります。