中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
中小企業経営・中小企業政策 問1

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成29年度(2017年) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

総務省「2009年、2014年経済センサス安基礎調査」、総務省・経済産業省「2012年経済センサス安活動調査」に基づき、中小企業数の推移を、2009年、2012年、2014年の3時点で比較した場合、一貫して( A )しており、( A )のペースは、( B )。
もっとも企業規模別に企業数の推移を見ると、小規模企業と中規模企業では違いも見られる。( C )では、2012年から2014年にかけての期間においてのみ、企業数が( D )している。
なお、ここでは企業数は会社数と個人事業者数の合計とする。中規模企業とは小規模企業を除く中小企業である。企業規模区分は中小企業基本法に準ずる。

(設問)
文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
  • A:減少  B:拡大している
  • A:減少  B:緩やかになっている
  • A:増加  B:拡大している
  • A:増加  B:緩やかになっている

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この過去問の解説 (2件)

01

2009年から2014年にかけて中小企業数がどのように推移したのかを問う問題です。

2016年版中小企業白書の第1-2-1図で中小企業数の推移を確認できます。

2009年:420.1万者 2012年:385.3万者 2014年:380.9万者

対象の期間の推移をみると、一貫して減少しており、減少のペースは、緩やかになっているとなります。

正しい選択肢の組み合わせは A:減少 B:緩やかになっている です。

選択肢1. A:減少  B:拡大している
  • Bが誤っているため不正解です。

選択肢2. A:減少  B:緩やかになっている
  • 本選択肢が正解です。

選択肢3. A:増加  B:拡大している
  • AもBも誤っているため不正解です。

選択肢4. A:増加  B:緩やかになっている
  • Aが誤っているため不正解です。

まとめ

中小企業数の減少は本問で対象となっている期間より前から続いている傾向です。

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02

問題文記載の情報に基づいて調べると、中小企業数は2009年、2012年、2014年と一貫して減少しており、減少のペースは緩やかになっています。

以上より、項番2が正解となります。

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