問題
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下図は、ある中小企業A社のプロジェクト管理に関する現行の業務の一部をUMLのクラス図として描いたものである。【属性に関する前提】と【凡例】を参考にしつつ、この図の解釈として最も適切なものを下記から選べ。
【属性に関する前提】
・「担当可能な役割」の値は、「主任」あるいは「アシスタント」のいずれかである。
・「主任の担当時間」の値は、各プロジェクトに投入する主任の担当時間数である。
・「アシスタントの担当時間」の値は、各プロジェクトに各アシスタントが投入する担当時間数である。
長方形はクラスを表す。長方形の上段はクラス名、中段は属性名、下段は操作名を記述する。なお、属性名および操作名は省略できる。
クラス間を結ぶ線はクラス間の関連を表し、この線の中央に関連名を記述する。
ただし、関連が属性を持つ場合には、関連を表す線から点線を引いて関連クラスを設ける。凡例では関連2が関連クラスに該当する。
また、関連を表す線の両方の終端近くには、それぞれの相手に対するクラス間の多重度の範囲を表す。ここで、多重度とは、一方のクラスの1つのオブジェクトに対して接続されている、他方のクラスのオブジェクトの個数を示すものである。多重度の範囲は、下限をn、上限をmとする場合は「n..m」という形式で表す。例えば、接続が必ず1つの場合は「1」、接続が存在しないかあるいは1つの場合は「0..1」、接続がゼロ以上の場合は「0..*」などのように表す。
【属性に関する前提】
・「担当可能な役割」の値は、「主任」あるいは「アシスタント」のいずれかである。
・「主任の担当時間」の値は、各プロジェクトに投入する主任の担当時間数である。
・「アシスタントの担当時間」の値は、各プロジェクトに各アシスタントが投入する担当時間数である。
長方形はクラスを表す。長方形の上段はクラス名、中段は属性名、下段は操作名を記述する。なお、属性名および操作名は省略できる。
クラス間を結ぶ線はクラス間の関連を表し、この線の中央に関連名を記述する。
ただし、関連が属性を持つ場合には、関連を表す線から点線を引いて関連クラスを設ける。凡例では関連2が関連クラスに該当する。
また、関連を表す線の両方の終端近くには、それぞれの相手に対するクラス間の多重度の範囲を表す。ここで、多重度とは、一方のクラスの1つのオブジェクトに対して接続されている、他方のクラスのオブジェクトの個数を示すものである。多重度の範囲は、下限をn、上限をmとする場合は「n..m」という形式で表す。例えば、接続が必ず1つの場合は「1」、接続が存在しないかあるいは1つの場合は「0..1」、接続がゼロ以上の場合は「0..*」などのように表す。
1 .
各社員は、役割の兼務が認められ、あるプロジェクトでは主任を担当し、また別のプロジェクトではアシスタントを担当できる。
2 .
各プロジェクトでは、担当するアシスタントは1人以上である。
3 .
各プロジェクトでは、担当する主任は必ず1人である。
4 .
各プロジェクトでは、担当する主任は1人であるか、あるいは担当するアシスタントは1人以上であるかのいずれかである。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成30年度(2018年) 問20 )