中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
中小企業経営・中小企業政策 問10
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成30年度(2018年) 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
わが国の開業率と廃業率の推移を、厚生労働省「雇用保険事業年報」に基づき見た場合、2010年度から2015年度の期間、開業率が廃業率を上回っている。
もっとも、開業・廃業の動向は業種によっても異なる。建設業、宿泊業・飲食サービス業、製造業の開業率と廃業率について全業種平均と比較すると(2015年度)、[ A ]は開業率・廃業率とも全業種平均より高い一方、[ B ]は開業率・廃業率とも全業種平均より低い。[ C ]では開業率は全業種平均より高く、廃業率は全業種平均とおおむね同水準となっている。
なお、雇用保険事業年報による開業率は、当該年度に雇用関係が新規に成立した事業所数を前年度末の適用事業所数で除して算出したものである。同じく廃業率は、当該年度に雇用関係が消滅した事業所数を前年度末の適用事業所数で除して算出したものである。
文中の空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
わが国の開業率と廃業率の推移を、厚生労働省「雇用保険事業年報」に基づき見た場合、2010年度から2015年度の期間、開業率が廃業率を上回っている。
もっとも、開業・廃業の動向は業種によっても異なる。建設業、宿泊業・飲食サービス業、製造業の開業率と廃業率について全業種平均と比較すると(2015年度)、[ A ]は開業率・廃業率とも全業種平均より高い一方、[ B ]は開業率・廃業率とも全業種平均より低い。[ C ]では開業率は全業種平均より高く、廃業率は全業種平均とおおむね同水準となっている。
なお、雇用保険事業年報による開業率は、当該年度に雇用関係が新規に成立した事業所数を前年度末の適用事業所数で除して算出したものである。同じく廃業率は、当該年度に雇用関係が消滅した事業所数を前年度末の適用事業所数で除して算出したものである。
文中の空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- A:建設業 B:宿泊業・飲食サービス業 C:製造業
- A:建設業 B:製造業 C:宿泊業・飲食サービス業
- A:宿泊業・飲食サービス業 B:製造業 C:建設業
- A:宿泊業・飲食サービス業 B:建設業 C:製造業
- A:製造業 B:建設業 C:宿泊業・飲食サービス業
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この過去問の解説 (2件)
01
次に、製造業の開業率は1.9%、廃業率は3.4%と全業種平均よりも低い水準となっています。
最後に、建設業の開業率は8.3%、廃業率は3.7%となっており、開業率は全業種平均より高く、廃業率は全業種平均と同水準となっています。
したがって、正答は3となります。
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02
2015年度における開業率と廃業率を業種を指定して分析する問題です。
2017年中小企業白書の第1-2-9図で各業種の開業率と廃業率を確認できます。
上記の図をふまえて各選択肢をみていきます。
A: 開業率・廃業率とも全業種平均より高いのは宿泊業・飲食サービス業です。
B: 開業率・廃業率とも全業種平均より低いのは製造業です。
C: 開業率は全業種平均より高く、廃業率は全業種平均と同水準となっているのは建設業です。
正しい選択肢は A:宿泊業・飲食サービス業 B:製造業 C:建設業 です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
第1-2-9図をみると業種によって開業率と廃業率は、大きく異なっていることがわかります。
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