中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
中小企業経営・中小企業政策 問11
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成30年度(2018年) 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
総務省「就業構造基本調査」に基づき、1979年から2012年の期間について、起業希望者と起業家の男女別の構成の推移を見た場合、1997年以降、起業希望者に占める女性の割合は[ A ]傾向、起業家に占める女性の割合は[ B ]傾向にある。
同様に1979年から2012年の期間について、起業家に占める「60歳以上」の割合の推移を見ると、男女共に[ C ]傾向にあるものの、女性に比べ男性の方が[ D ]なっている。また、起業家の業種構成を男女別に見ても違いが見受けられる。
なお、ここでは「起業希望者」とは、有業者の転職希望者のうち「自分で事業を起こしたい」又は、無業者のうち「自分で事業を起こしたい」と回答した者をいう。「起業家」とは、過去1年間に職を変えた又は新たに職についた者のうち、現在は会社等の役員又は自営業主となっている者をいう。兼業・副業としての起業希望者と起業家は含まない。
文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
総務省「就業構造基本調査」に基づき、1979年から2012年の期間について、起業希望者と起業家の男女別の構成の推移を見た場合、1997年以降、起業希望者に占める女性の割合は[ A ]傾向、起業家に占める女性の割合は[ B ]傾向にある。
同様に1979年から2012年の期間について、起業家に占める「60歳以上」の割合の推移を見ると、男女共に[ C ]傾向にあるものの、女性に比べ男性の方が[ D ]なっている。また、起業家の業種構成を男女別に見ても違いが見受けられる。
なお、ここでは「起業希望者」とは、有業者の転職希望者のうち「自分で事業を起こしたい」又は、無業者のうち「自分で事業を起こしたい」と回答した者をいう。「起業家」とは、過去1年間に職を変えた又は新たに職についた者のうち、現在は会社等の役員又は自営業主となっている者をいう。兼業・副業としての起業希望者と起業家は含まない。
文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- A:減少 B:減少
- A:減少 B:増加
- A:増加 B:減少
- A:増加 B:増加
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この過去問の解説 (2件)
01
1979年から2012年の間の起業希望者と起業家を特に性別により分析した問題です。
2017年中小企業白書の第2-1-2図で本問で問われている内容が確認できます。
女性の起業希望者割合は1979年は31.3%だったものが、2012年には33.4%に増加しています。
次に、対象期間における女性の起業家の割合は1979年の36.7%から、2012年には28.8%へと減少しています。
正しい選択肢は A:増加 B減少 です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
女性の社会進出が進み起業も選択肢に入ってきてはいるものの、実際に起業できるまでに至るにはまだまだ壁があることがわかる統計の結果です。
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02
一方で、1979年の起業家に占める女性の割合は39.8%であったのが、2012年の起業家に占める女性の割合は30.3%と大きく減少しています。
したがって、Aには「増加」、Bには「減少」が入るため、正答は3となります。
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