中小企業診断士の過去問
平成30年度(2018年)
中小企業経営・中小企業政策 問13
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成30年度(2018年) 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
総務省「就業構造基本調査」に基づき、1979年から2012年の期間について、起業希望者と起業家の男女別の構成の推移を見た場合、1997年以降、起業希望者に占める女性の割合は[ A ]傾向、起業家に占める女性の割合は[ B ]傾向にある。
同様に1979年から2012年の期間について、起業家に占める「60歳以上」の割合の推移を見ると、男女共に[ C ]傾向にあるものの、女性に比べ男性の方が[ D ]なっている。また、起業家の業種構成を男女別に見ても違いが見受けられる。
なお、ここでは「起業希望者」とは、有業者の転職希望者のうち「自分で事業を起こしたい」又は、無業者のうち「自分で事業を起こしたい」と回答した者をいう。「起業家」とは、過去1年間に職を変えた又は新たに職についた者のうち、現在は会社等の役員又は自営業主となっている者をいう。兼業・副業としての起業希望者と起業家は含まない。
文中の下線部について、総務省「就業構造基本調査」に基づき、1997年から2012年の期間について、男女別に起業家の業種構成を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
総務省「就業構造基本調査」に基づき、1979年から2012年の期間について、起業希望者と起業家の男女別の構成の推移を見た場合、1997年以降、起業希望者に占める女性の割合は[ A ]傾向、起業家に占める女性の割合は[ B ]傾向にある。
同様に1979年から2012年の期間について、起業家に占める「60歳以上」の割合の推移を見ると、男女共に[ C ]傾向にあるものの、女性に比べ男性の方が[ D ]なっている。また、起業家の業種構成を男女別に見ても違いが見受けられる。
なお、ここでは「起業希望者」とは、有業者の転職希望者のうち「自分で事業を起こしたい」又は、無業者のうち「自分で事業を起こしたい」と回答した者をいう。「起業家」とは、過去1年間に職を変えた又は新たに職についた者のうち、現在は会社等の役員又は自営業主となっている者をいう。兼業・副業としての起業希望者と起業家は含まない。
文中の下線部について、総務省「就業構造基本調査」に基づき、1997年から2012年の期間について、男女別に起業家の業種構成を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
- 飲食サービス業の構成割合は、男性が女性より高い傾向にある。
- 小売業の構成割合は、男性が女性より高い傾向にある。
- 製造業の構成割合は、女性が男性より高い傾向にある。
- 女性の飲食サービス業の構成割合は、低下傾向にある。
- 女性の小売業の構成割合は、増加傾向にある。
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この過去問の解説 (2件)
01
2.誤った記述となります。男性における小売業の構成割合は6.9%で、女性における構成割合は16.7%となっており、女性が男性より高い傾向にあります。
3.誤った記述となります。男性における製造業の構成割合は4.5%で、女性における構成割合は3.1%となっており、男性が女性より高い傾向にあります。
4.正しい記述となります。1979年には10.7%でしたが、2012年には8.0%まで低下しています。
5.誤った記述となります。1979年には21.1%でしたが、2012年には16.7%と低下しています。
以上より、正答は4となります。
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02
1997年から2012年にかけて、男女別と業種に分けて起業家の割合を問う問題です。
2017年中小企業白書の第2-1-4図で出題されている内容を確認できます。
上記の図をふまえて各選択肢をみていきます。
男女共に製造業、卸売業、小売業、飲食サービス業が低下する一方で、サービス業や医療、福祉の業種は構成割合が上昇しています。
業種の割合にもその時期のトレンドがあると読み取れる内容です。
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