中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
企業経営理論 問1
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 令和元年度(2019年) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
多角化して複数の事業を営む企業の企業ドメインと事業ドメインの決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 企業ドメインの決定は、個々の事業の定義を足し合わせるのではなく、外部の利害関係者との間のさまざまな相互作用の範囲を反映し、事業の定義を見直す契機となる。
- 企業ドメインの決定は、新規事業進出分野の中心となる顧客セグメント選択の判断に影響し、競争戦略策定の出発点として差別化の基本方針を提供する。
- 事業ドメインの決定は、将来手がける事業をどう定義するかの決定であり、日常のオペレーションに直接関連し、全社戦略策定の第一歩として競争戦略に結び付ける役割を果たす。
- 事業ドメインの決定は、多角化の広がりの程度を決め、部門横断的な活動や製品・事業分野との関連性とともに、将来の企業のあるべき姿や経営理念を包含している存続領域を示す。
- 事業ドメインの決定は、特定市場での競争戦略に影響を受け、将来の事業領域の範囲をどう定義するかについて、企業が自らの相互作用の対象として選択した事業ポートフォリオの決定である。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
企業ドメインと事業ドメインの違いに関する問題です。
両者には以下のような違いがあります。
・企業ドメイン・・・その企業が展開する事業(多角化)の範囲や、組み合わせ(事業ポートフォリオ)、アイデンティティ(同一性)を決めるもの。
・事業ドメイン・・・個別事業ごとの範囲(自社の戦う場所)を決めるもの。
上記の内容を踏まえて選択肢の内容を検討します。
正解です。企業ドメインの説明に沿った内容です。
事業ドメインの説明に関する内容ですので誤りです。
全社戦略の第一歩となるのは企業ドメインですので誤りです。
将来の企業のあるべき姿や経営理念を包含している存続領域を示すのは企業ドメインですので誤りです。
企業が自らの相互作用の対象として選択した事業ポートフォリオの決定をするのは企業ドメインですので誤りです。
企業ドメインと事業ドメインの違いに関する問題でした。用語の定義をしっかり覚えておきましょう。
参考になった数20
この解説の修正を提案する
02
記述の通り、企業ドメインに関する説明です。
項番2:不適切です。
本肢は事業ドメインに関する説明です。
項番3:不適切です。
本肢は企業ドメインに関する説明です。
項番4:不適切です。
本肢は企業ドメインに関する説明です。
項番5:不適切です。
本肢は企業ドメインに関する説明です。
参考になった数11
この解説の修正を提案する
前の問題(問25)へ
令和元年度(2019年)問題一覧
次の問題(問2)へ