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中小企業診断士の過去問 令和元年度(2019年) 経営情報システム 問7

問題

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中小企業においても、複数のコンピュータを用いてシステムを構築することが少なくない。
そのような場合のシステム構成に関する記述として、最も適切なものはどれか。
   1 .
クライアントサーバシステムのクライアントで、データの処理や保管などの多くの機能を担うように構成したシステムをシンクライアントシステムという。
   2 .
システムを2系統用意し、常に同じ処理を行わせ、その結果を相互に照合・比較することで高い信頼性を実現できるようにしたシステムをミラーリングシステムという。
   3 .
ネットワーク上で対等な関係にあるコンピュータを相互に直接接続し、データを送受信するように構成したシステムをグリッドコンピューティングシステムという。
   4 .
複数のコンピュータを相互に接続し、あたかも1台の高性能なコンピュータのごとく利用できるように構成したシステムをクラスタリングシステムという。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和元年度(2019年) 問7 )
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この過去問の解説 (2件)

8

正解は4です。

各選択肢については、以下のとおりです。

1→ファットクライアントシステムのことです。シンクライアントシステムでは、必要最小限の機能のみをクライアントが担い、多くの機能はサーバ側で担います。これにより、サーバによる一元管理を実現し、管理・運用コストを抑えることができます。

2→デュアルシステムのことです。ミラーリングシステムは、同じ内容を2か所に保持させることで、一方が故障してもシステム全体を安定稼働させることができます。

3→P2P(Peer To Peer)システムのことです。グリッドコンピューティングシステムとは、インターネットを介して複数のコンピュータを疎結合し、全体として大規模高性能システムとして利用する仕組みです。

4→適切です。クラスタリングシステムとは、企業内の複数のコンピュータを密結合し、あたかも1台の高性能なコンピュータとして利用する仕組みです。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

情報システムの構成技術についての知識を問われています。

選択肢1. クライアントサーバシステムのクライアントで、データの処理や保管などの多くの機能を担うように構成したシステムをシンクライアントシステムという。
  • 選択肢の内容はファットクライアントシステムについてのため、本選択肢は不正解です。

選択肢2. システムを2系統用意し、常に同じ処理を行わせ、その結果を相互に照合・比較することで高い信頼性を実現できるようにしたシステムをミラーリングシステムという。
  • ミラーリングシステムとして正しいような記述でもありますが、選択肢のように動作するシステムはデュアルシステムであるため、本選択肢は不正解です。

選択肢3. ネットワーク上で対等な関係にあるコンピュータを相互に直接接続し、データを送受信するように構成したシステムをグリッドコンピューティングシステムという。
  • グリッドコンピューティングとは、ネットワーク上でコンピュータを複数相互に接続して負荷を分散させることで、仮想的に高性能なコンピュータのように処理させる技術のことです。そのネットワークには、対等な関係のコンピュータだけではなく、全体を制御するサーバーも存在します。選択肢の内容はグリッドコンピューティングの説明として不適切なため、本選択肢は不正解です。

選択肢4. 複数のコンピュータを相互に接続し、あたかも1台の高性能なコンピュータのごとく利用できるように構成したシステムをクラスタリングシステムという。
  • 選択肢の内容はクラスタリングの説明として適切であるため、本選択肢が正解です。

まとめ

各選択肢に出てきた項目についての補足説明です。

シンクライアントシステムとは、サーバーを2つ用意してそれぞれデータの処理と保管を実行してクライアントには処理の結果を表示させるだけに機能を限定しているシステムです。

クライアントに結果の表示だけではなく、処理も行わせるシステムのことをファット(太った)クライアントシステム、対してクライアントの機能を限定したシステムのことをシン(痩せた)クライアントシステムと呼称します。

ミラーリングシステムとはHDDやSSDなどのストレージやデータベースを二重化することで、障害が起きた際にも稼働し続けられるように信頼性を高めるシステムのことです。

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