中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
経営情報システム 問8

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和元年度(2019年) 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

中小企業診断士のあなたは、あるメールを開封したところ、次のようなURLに接続するように指示が出てきた。
https://News.Fishing.jp/test
このURLから分かることとして、最も適切なものはどれか。
  • SSLを用いて暗号化されたデータ通信であることが確認できる。
  • 大文字と小文字を入れ替えた偽サイトであることが確認できる。
  • 参照先ホストのサーバが日本国内に設置されていることが確認できる。
  • ホスト名のWWWが省略されていることが確認できる。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は1です。

本設問のURLは、以下の要素で構成されています。

通信プロトコル:https

ホスト名:News

サブドメイン(セカンドレベルドメイン):Fishing

トップレベルドメイン:jp

パス:test

各選択肢については、以下のとおりです。

1→適切です。SSLとは、インターネント上でブラウザとWebサイト間の通信を暗号化する仕組みのことです。SSLが導入されている場合、URLの通信プロトコルは「https:」となります。

2→本設問のURLからだけでは、偽サイトかどうかを判別することはできません。

3→トップレベルドメインが.jpであることから、日本国内に住所を持つ組織・個人・団体となりますが、サーバが日本国内に設置されているとは限りません。

4→ホスト名は「News」となります。

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02

様々な場面で見かけることが多いURLについての知識を問われている問題です。

選択肢1. SSLを用いて暗号化されたデータ通信であることが確認できる。
  • 選択肢のようにSSL通信を行うhttpプロトコルは、httpsと表記されます。そのため本選択肢が正解です。

選択肢2. 大文字と小文字を入れ替えた偽サイトであることが確認できる。
  • 大文字と小文字が混在しているドメインの箇所には、そもそも大文字と小文字の区別はありません。さらに大文字と小文字を入れ替えた偽サイトとは、どのような意味なのか不明でもあります。そのため本選択肢は不正解です。

選択肢3. 参照先ホストのサーバが日本国内に設置されていることが確認できる。
  • URLにjpと入っていますが、それだけでホストサーバーが日本国内に設置されているかは判断できないため、本選択肢は不正解です。

選択肢4. ホスト名のWWWが省略されていることが確認できる。
  • 問題のURLのホスト名はNewsです。加えてwwwが付いていないURLもあります。そのため本選択肢は不正解です。

まとめ

本問のURLを参考にURLの各箇所の説明をします。

https:通信プロトコル。SSL暗号通信を行わないものはhttpと表記します。

News:ホスト名。wwwがある場合はそれが該当します。

Fishing: セカンドレベルドメイン。

jp: トップレベルドメイン

test: ファイル名

本問はhttpsについての選択肢が正解だと比較的容易に判断することは十分に可能ですが、URLについて問われることは考えられるため、各箇所の呼び方や意味をおさえておけば同様の問題にも対応できます。

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