中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
中小企業経営・中小企業政策 問39
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和元年度(2019年) 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
中小製造業のA社は、ものづくり基盤技術の高度化に向けた研究開発を行いたいと考えている。中小企業診断士B氏は、「戦略的基盤技術高度化支援事業」を紹介することとした。
この事業に関するB氏の説明として、最も適切なものはどれか。
この事業に関するB氏の説明として、最も適切なものはどれか。
- 2 者以上の共同体を組んだ取り組みが支援要件に含まれます。
- 5 年にわたり基礎研究を支援してくれます。
- 設備投資に関して固定資産税の特例を受けることができます。
- 中小企業支援法の認定を受けた企業が対象になります。
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この過去問の解説 (2件)
01
戦略的基盤技術高度化支援事業に関する問題です。この事業に関するポイントは以下の通りです。
①中小企業者単独では申請できず、中小企業者を中心とした共同体を構築する必要がある。
②12の技術分野の向上につながる研究開発、その試作等の取組みを支援する。
③審査項目は技術面、事業化面、政策面の3点
④3年間で最大9,750万円の補助を受けることができる(単年度では4,500万円以下)
⑤補助率は2/3以内(課税所得15億円以上の中小企業者については1/2以内)
上記内容を踏まえ、選択肢の正誤を確認します。
正解です。
最長3年間なので誤りです。
特例の制度はありませんので誤りです。
認定は不要ですので誤りです。
戦略的基盤技術高度化支援事業に関する問題でした。こちらも細かい論点ですが、問題演習を繰り返して覚えましょう。
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02
中小ものづくり高度化法の「戦略的基盤技術高度化支援事業」に関する問題です。
なお、令和2年6月19日に「中小企業の事業承継の促進のための中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律等の一部を改正する法律(令和2年法律第58号)」が公布され、これにより、中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律は廃止されています。
各選択肢については、以下の通りです。
1→適切です。共同体が要件です。
2→期間は2~3年です。
3→税制特例はありません。
4→特定研究開発等計画の認定が必要です。
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