中小企業診断士 過去問
令和2年度(2020年)
問34 (財務・会計 問9)
問題文
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問題
中小企業診断士試験 令和2年度(2020年) 問34(財務・会計 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
- (借)仕 入 18,000 仮払消費税 1,800 (貸)現 金 19,800
- (借)仕 入 18,000 租税公課 1,800 (貸)現 金 19,800
- (借)仕 入 19,800 (貸)現 金 19,800
- (借)仕 入 19,800 (貸)現 金 18,000 仮受消費税 1,800
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この過去問の解説 (3件)
01
1.正解
税抜き経理方式の場合、税金を仕入れ金額に含めず税額を仮払い消費税として計上します。
2.不正解
租税公課は、税込み経理方式で行った消費税を今期に支払う場合に計上します。
3.不正解
税込み経理方式で仕入れた際の計上の方式です。
4.不正解
税抜き経理方式の場合の、仮払い消費税は借り方に計上します。
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02
消費税の関係する会計処理に関する問題です。
消費税の処理方式としては2通りあります。
①税込方式:本体金額と消費税額を一体として会計処理するもの。
【仕入れの例:商品100,000円】
仕入 110,000 / 買掛金 110,000
②税抜方式:本体の会計処理と消費税に関する会計処理を別に行うもの。
【仕入れの例:商品100,000円】
仕入 100,000 / 買掛金 110,000
仮払消費税 10,000 /
以上の内容から選択肢の内容を確認します。
正解です。
冒頭の説明より誤りです。
冒頭の説明より誤りです。
冒頭の説明より誤りです。
消費税の会計処理に関する問題でした。2通りですのでよく覚えておきましょう。
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03
仕訳に関する問題です。「仕訳は税抜方式による」という記述がポイントです。内容は難しくないため、仕訳内容を問題用紙の余白に描き込み、確実に正答しましょう。
仕訳内容は、以下のとおりです。
支払いは現金で税込金額で行ないますので、貸方に「現金 19,800」が入ることは容易にイメージできます。
また、消費税の勘定項目が「仮払消費税」であることを知っていると、選択肢が1つしか残らないため金額に惑わされずに済みます。
冒頭の解説より、以下のような仕訳となるため正解の選択肢となります。
冒頭の解説より、以下の仕訳内容となるため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、以下の仕訳内容となるため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、以下の仕訳内容となるため不適切な選択肢です。
※消費税の位置も、貸方ではなく借方です。
【補足】
本年度は、本問のような「仕訳は税抜方式によるものとする」という制約条件が付されている問題が多く、ケアレスミスで読み飛ばしてしまうと失点してしまう可能性があります。
難易度を著しく上げるほどではありませんが、制約条件を踏まえて解答しなければならない分だけ時間を消費させられるのが厄介です。
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