中小企業診断士 過去問
令和2年度(2020年)
問35 (財務・会計 問10)
問題文
【資料】
1.本年度の直接工の予定就業時間は12,000時間、直接工賃金予算額は14,400,000円である。
2.当月の直接工の直接作業時間は1,100時間、間接作業時間は100時間、手待時間は200時間であった。
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問題
中小企業診断士試験 令和2年度(2020年) 問35(財務・会計 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
【資料】
1.本年度の直接工の予定就業時間は12,000時間、直接工賃金予算額は14,400,000円である。
2.当月の直接工の直接作業時間は1,100時間、間接作業時間は100時間、手待時間は200時間であった。
- 1,200,000円
- 1,320,000円
- 1,440,000円
- 1,680,000円
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この過去問の解説 (3件)
01
直接労務費に関する出題です。
まず、1より、直接工の1時間当たりの予定賃金を導きます。
直接工賃金予算額14,400,000円÷予定就業時間12,000時間
=1,200円/時間
1.不正解
本問では、直接工の1時間当たり賃金×直接作業時間が正解となります。
2.正解
1,200円×直接工の直接作業時間 1,100時間
=1,320,000
3. 不正解
間接作業時間は間接労務費となります。
4.不正解
手待時間は間接労務費となります。
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02
直接労務費に関する問題です。
解き方は以下の通りです。
①1.より、直接工の単位時間あたりの賃料は、14,400,000 ÷ 12,000 = 1,200円/時
②2.より、直接工の直接作業時間(=直接労務費)は、1,200 × 1,100 = 1,320,000円
冒頭の説明より誤りです。
正解です。
冒頭の説明より誤りです。
冒頭の説明より誤りです。
直接労務費に関する問題でした。労務費には直接労務費と間接労務費があることを覚えておきましょう。
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03
直接労務費の金額に関する問題です。運営管理での学習でイメージはあると思いますが、与件文で述べられている用語の整理を行ないます。
・直接作業時間
材料の加工など、その作業が直接的に売上を生み出す時間のことです。
・間接作業時間
材料の運搬など、その作業が直接的に売上を生み出さない時間のことです。
・手待時間
就業時間中に、特に作業に従事していない時間のことです。
本問では直接労務費の金額が問われているため、間接作業時間や手待時間は含まないことが想像できると思います。
以上から、
14,400
,000円÷12,000時間=1,200円/時間1,2
00円/時間×直接作業時間1,100時間=1,320,000円となります。冒頭の解説より、直接労務費の金額は1,320,000円であるため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、直接労務費の金額は1,320,000円であるため正解の選択肢となります。
冒頭の解説より、直接労務費の金額は1,320,000円であるため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、直接労務費の金額は1,320,000円であるため不適切な選択肢です。
【補足】
「14,400
,000円÷12,000時間」など取り消し線を入れていますが、誤植ではありません。上記の場合は下3桁を削っても支障が無いため、できるだけ単位を小さくすれば暗算でも計算でき、短い時間で処理できます。
(普段からこのような処理を当たり前にしておくと、本試験でもスムーズに対応できます)
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