中小企業診断士の過去問
令和3年度(2021年)
運営管理 問5

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和3年度(2021年) 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

ある単一品種ラインにおいて、1か月864個の生産を計画している。当該の計画生産能力を25日/月、8時間/日、稼働率90%として作業編成を行った結果、下表となった。このときのライン編成効率の範囲として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
問題文の画像
  • 70.0%未満
  • 70.0%以上80.0%未満
  • 80.0%以上90.0%未満
  • 90.0%以上

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

・ライン編成効率=各工程の所要時間の合計➗(サイクルタイム✖️作業ステーション数)

・サイクルタイムは要素作業時間の最長時間に相当します。

・問題で与えられた数値を当てはめると

 (11.3分+11.2分+12.5分+11.5分)➗(12.5分✖️4工程)=93%

従って、90.0%以上が正解となります。

参考になった数16

02

「ライン編成効率」に関する問題です

ライン編成効率は、ラインの現状の工程数で、どの程度非効率が生じているのかを確認する指標であり、

 ライン編成効率=総作業時間/工程数×標準サイクルタイム

で求められます。

問題文の条件から式にあてはめると

(11.3分+11.2分+12.5分+11.5分)/(12.5分×4工程)=93%

となります。90.0%以上が正解です。

選択肢1. 70.0%未満

×

選択肢2. 70.0%以上80.0%未満

×

選択肢3. 80.0%以上90.0%未満

×

選択肢4. 90.0%以上

参考になった数4

03

ライン編成効率の計算式は以下のとおりです。

 

ライン編成効率 = 作業時間の総和 ÷ 作業ステーション数 x サイクルタイム x 100

 

上記の式に数値を入れていきますが、サイクルタイムは最も作業時間が長い、No.3の作業時間を採用します。

 

ライン編成効率 = (11.3 + 11.2 + 12.5 + 11.5 ) ÷ ( 4 x 12.5 ) x 100 = 93%

 

90%以上が正解となります。

選択肢1. 70.0%未満

本選択肢は不正解です。

選択肢2. 70.0%以上80.0%未満

本選択肢は不正解です。

選択肢3. 80.0%以上90.0%未満

本選択肢は不正解です。

選択肢4. 90.0%以上

本選択肢が正解です。

まとめ

計算問題が出題されることは珍しくありません。

間違えずに計算できるように練習しておきましょう。

参考になった数0