中小企業診断士の過去問
令和3年度(2021年)
運営管理 問6

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和3年度(2021年) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

ジャストインタイムに関する以下の文章において、空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

ジャストインタイムは、すべての工程が( A )工程の要求に合わせて、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する方式である。この方式の実現のためには、( B )工程の生産量を平準化することが重要である。また、この方式は( A )工程から引き取られた量を補充するため、( C )方式とも呼ばれている。
  • A:前  B:最終  C:引張
  • A:前  B:第一  C:押出し
  • A:後  B:最終  C:押出し
  • A:後  B:最終  C:引張
  • A:後  B:第一  C:引張

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この過去問の解説 (3件)

01

・ジャストインタイムは、すべての工程が、後工程の要求に合わせて、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産(供給)する生産方式です。

狙いは、作りすぎによる中間仕掛品の滞留、工程の遊休などを生じないように生産工程をスムーズに流れるようにすること、及び生産リードタイムの短縮にあります。

ジャストインタイムを実現するためには、最終組立工程の生産量を平準化すること(平準化生産)が重要です。後工程が使った量だけ前工程から引き取る方式であることから、後工程引取方式(プルシステム)、引張方式ともいわれます。

従って、4.が正解です。

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02

「ジャストインタイム」に関する問題です。

ジャストインタイムは後工程引取方式であり、前工程から製品・部品を必要な時に必要な量だけ引き取ります。

そして前工程では、引き取られた後にすぐに部品を生産するのではなく、後工程から指示がある分のみ生産します。

最終組立工程の平準化生産が重要です。

 A→後

 B→最終

 C→引張

正解は4です。

1.×

2.×

3.×

4.〇

5.×

参考になった数1

03

ジャストインタイム(JIT) のJISの定義は以下のようになっています。

 

すべての工程が、後工程の要求に合わせて、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産(供給)する生産方式。

 

上記の定義より空欄Aに入るのはです。

 

続けて以下のような定義もあります。

 

2.ジャストインタイムを実現するためには、最終組立工程の生産量を平準化すること(平準化生産)が重要である。

 

3.ジャストインタイムは,後工程が使った量だけ前工程から引き取る方式であることから,後工程引取り方式(プルシステム)ともいう。 

 

空欄Bに入るのは最終で、空欄Cは後工程引取方式を表す引張となります。

 

正しい選択肢の組み合わせは、 A:後 B:最終 C:引張 です。

選択肢1. A:前  B:最終  C:引張

本選択肢は不正解です。

選択肢2. A:前  B:第一  C:押出し

本選択肢は不正解です。

選択肢3. A:後  B:最終  C:押出し

本選択肢は不正解です。

選択肢4. A:後  B:最終  C:引張

本選択肢が正解です。

選択肢5. A:後  B:第一  C:引張

本選択肢は不正解です。

まとめ

ジャストインタイム(JIT)はトヨタ生産方式として有名です。

過去にも論点となったことがあるので本問で問われているような基本的な知識は学習しておきましょう。

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