中小企業診断士の過去問
令和3年度(2021年)
運営管理 問7

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和3年度(2021年) 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

生産される製品の品種数・生産量に応じて、適切な工場レイアウトのタイプは異なってくる。下図は、品種数と生産量の多少に対応する工場レイアウトのタイプを示したものである。
この図の空欄A~Dに入る工場レイアウトのタイプの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
問題文の画像
  • A:工程別レイアウト  B:グループ別レイアウト  C:製品固定型レイアウト  D:製品別レイアウト
  • A:工程別レイアウト  B:製品固定型レイアウト  C:グループ別レイアウト  D:製品別レイアウト
  • A:製品別レイアウト  B:グループ別レイアウト  C:製品固定型レイアウト  D:工程別レイアウト
  • A:製品別レイアウト  B:製品固定型レイアウト  C:グループ別レイアウト  D:工程別レイアウト

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この過去問の解説 (3件)

01

各レイアウトの特徴です。

・製品別レイアウト:少品種多量生産に適しています。

・グループ別レイアウト:中品種中量生産に適しています。

・固定式(製品固定型)レイアウト:船舶や大型製品などに適用されます。

・機能別(工程別)レイアウト:多品種少量生産に適しています。

従って、3.が正解です。

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02

「工場レイアウト」に関する問題です。

工程別レイアウト

 →多品種少生産に適しています。

グループ別レイアウト

 →中品種中量に適したレイアウトです

製品固定型レイアウト

 →少品種少量に適したレイアウトです

製品別レイアウト 

 →少品種多量生産に適したレイアウトです

A 少品種多量生産 → 製品別レイアウト

B 中品種中量生産 → グループ別レイアウト

C 少品種少量生産 → 製品固定型レイアウト

D 多品種少量生産 → 工程別レイアウト

正解は3です。

1.×

2.×

3.〇

4.×

参考になった数5

03

本問はP-Q分析を行った結果を表にまとめています

各レイアウトをそれぞれ簡単に解説します。

 

製品別レイアウト

材料の投入から製品完成まで直線的なレイアウトを作ることです。

製品をもとにレイアウトを決めるため、少種多量生産に適しています。

 

グループ別レイアウト

設備を機能のかたまり別に配置するレイアウトです。

製品別レイアウトと機能別レイアウトの中間と位置付けられていて、中種中量生産で採用されます。

 

製品固定型レイアウト

船舶や大型機械などの生産で採用されます。

固定された位置にある生産対象の元に生産設備などを運んで加工します。

 

工程別レイアウト

機能別レイアウトとも呼ばれます。

設備や機械を工程や機能ごとにまとめて配置するレイアウトです。

主に多種少量生産に適しているレイアウトです。

 

以上から、正しい選択肢は、 A:製品別レイアウト B:グループ別レイアウト C:製品固定型レイアウト D:工程別レイアウト です。

選択肢1. A:工程別レイアウト  B:グループ別レイアウト  C:製品固定型レイアウト  D:製品別レイアウト

本選択肢は不正解です。

選択肢2. A:工程別レイアウト  B:製品固定型レイアウト  C:グループ別レイアウト  D:製品別レイアウト

本選択肢は不正解です。

選択肢3. A:製品別レイアウト  B:グループ別レイアウト  C:製品固定型レイアウト  D:工程別レイアウト

本選択肢が正解です。

選択肢4. A:製品別レイアウト  B:製品固定型レイアウト  C:グループ別レイアウト  D:工程別レイアウト

本選択肢は不正解です。

まとめ

用語や手法の名称だけでなく、その意味や実際にどのように利用するのかも問われるのでテキストなどで学習しておきましょう。

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