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中小企業診断士の過去問 令和4年度(2022年) 中小企業経営・中小企業政策 問13

問題

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「事業承継・引継ぎ支援センター」は、第三者承継支援を行っていた「事業引継ぎ支援センター」に、親族内承継支援を行っていた「事業承継ネットワーク」の機能を統合し、事業承継・引継ぎのワンストップ支援を行う機関として、2021年に改組・設立されたものである。
統合前の「事業引継ぎ支援センター」は、第三者に事業を引き継ぐ意向がある中小企業と、他社から事業を譲り受けて事業の拡大を目指す中小企業などからの相談を受け付け、マッチングの支援を行う専門機関として全都道府県に設置されていたものである。中小企業のM&Aに関する動向を見るために、中小企業基盤整備機構の調べに基づき、2011年度から2019年度の期間について、統合前の「事業引継ぎ支援センター」の相談社数、成約件数の推移を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
   1 .
相談社数は増加傾向、成約件数は減少傾向で推移している。
   2 .
相談社数は増加傾向、成約件数は横ばい傾向で推移している。
   3 .
相談社数は横ばい傾向、成約件数は増加傾向で推移している。
   4 .
相談社数、成約件数とも増加傾向で推移している。
   5 .
相談社数、成約件数とも横ばい傾向で推移している。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和4年度(2022年) 問13 )
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この過去問の解説 (3件)

2

中小企業の課題の1つに事業承継があります。これは後継者不足などにより、中小企業のトップが退任する際に、事業を存続することができない可能性があることを指しますが、その解決策の1つに、事業を第三者に引き継ぐ方法があり、近年増加しています。

このような背景からも、「事業引継ぎ支援センター」の相談社数、成約件数の推移は右肩上がりに増加しています。

選択肢1. 相談社数は増加傾向、成約件数は減少傾向で推移している。

上記説明より、「相談者数、成約件数とも増加傾向で推移している」となります。

選択肢2. 相談社数は増加傾向、成約件数は横ばい傾向で推移している。

上記説明より、「相談者数、成約件数とも増加傾向で推移している」となります。

選択肢3. 相談社数は横ばい傾向、成約件数は増加傾向で推移している。

上記説明より、「相談者数、成約件数とも増加傾向で推移している」となります。

選択肢4. 相談社数、成約件数とも増加傾向で推移している。

正解です。

選択肢5. 相談社数、成約件数とも横ばい傾向で推移している。

上記説明より、「相談者数、成約件数とも増加傾向で推移している」となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

中小企業のM&Aに関する動向が問われています。中小企業の後継者問題は今後さらに深刻になっていくと予想されるため、頻出のトピックです。また、2011年度から2019年度の期間で判断することにも着目したいです。(毎年の推移ではない)

選択肢1. 相談社数は増加傾向、成約件数は減少傾向で推移している。

冒頭でご説明したように、中小企業の後継者問題は今後さらに深刻になっていくと予想されています。そのため、事業承継・引継ぎ支援センターに相談する企業は増加していることは想像しやすいと思います。成約件数は毎年増加しており、毎年の推移でも「右肩上がり」です。

選択肢2. 相談社数は増加傾向、成約件数は横ばい傾向で推移している。

冒頭でご説明したように、中小企業の後継者問題は今後さらに深刻になっていくと予想されています。そのため、事業承継・引継ぎ支援センターに相談する企業は増加していることは想像しやすいと思います。成約件数は毎年増加しており、毎年の推移でも「右肩上がり」です。

選択肢3. 相談社数は横ばい傾向、成約件数は増加傾向で推移している。

相談社数は、2020年度には前年2019年度を下回っています。これは、新型コロナウイルスの感染拡大によって、外出を敬遠した可能性が考えられます。そのため、毎年の推移でみると「右肩上がり」ではありません。一方で、成約件数は毎年増加しており、毎年の推移でも「右肩上がり」です。

選択肢4. 相談社数、成約件数とも増加傾向で推移している。

冒頭でご説明したように、中小企業の後継者問題は今後さらに深刻になっていくと予想されています。そのため、事業承継・引継ぎ支援センターに相談する企業は増加していることは想像しやすいと思います。成約件数は毎年増加しており、毎年の推移でも「右肩上がり」です。

選択肢5. 相談社数、成約件数とも横ばい傾向で推移している。

相談社数は、2020年度には前年2019年度を下回っています。これは、新型コロナウイルスの感染拡大によって、外出を敬遠した可能性が考えられます。そのため、毎年の推移でみると「右肩上がり」ではありません。一方で、成約件数は毎年増加しており、毎年の推移でも「右肩上がり」です。

0

2021年中小企業白書の第2-3-52図に事業引継ぎ支援センターの相談件数、成約件数の推移がまとめられています。

該当期間において、相談件数、成約件数の両者とも急激に増加しているのが一目でわかります。

選択肢1. 相談社数は増加傾向、成約件数は減少傾向で推移している。

相談社数、成約件数とも増加傾向で推移しているため、本選択肢は不正解です。

選択肢2. 相談社数は増加傾向、成約件数は横ばい傾向で推移している。

相談社数、成約件数とも増加傾向で推移しているため、本選択肢は不正解です。

選択肢3. 相談社数は横ばい傾向、成約件数は増加傾向で推移している。

相談社数、成約件数とも増加傾向で推移しているため、本選択肢は不正解です。

選択肢4. 相談社数、成約件数とも増加傾向で推移している。

本選択肢が正解です。

選択肢5. 相談社数、成約件数とも横ばい傾向で推移している。

相談社数、成約件数とも増加傾向で推移しているため、本選択肢は不正解です。

まとめ

中小企業にとって事業引継が大きな課題となっていて、その対策にM&Aが有効な手段であると報道などがなされているので、第2-3-52図を知らなくともイメージで回答することも可能だったかと思われます。

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