中小企業診断士の過去問
令和5年度(2023年)
運営管理 問16

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和5年度(2023年) 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

金属部品を人手で加工する作業の標準時間を計算するためのデータとして、
 正味作業の観測時間:5分/個
 レイティング係数:120
 内掛け法による余裕率:0.20
の値を得た。
このとき、下記の設問に答えよ。

この作業の標準時間として、最も近いものはどれか(単位:分/個)。
  • 6.25
  • 6.5
  • 7
  • 7.5
  • 7.75

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この過去問の解説 (1件)

01

標準時間を計算するためにまず、正味時間を求めます。

正味時間の計算式は以下のとおりです。

正味時間 = 観測時間 x レイティング係数

 

本問の条件だと次のように計算できます。

正味時間 = 5分 x 120% = 6分

 

外掛け法で標準時間を計算してみます。

標準時間 = 正味時間 x ( 1 + 外掛け法の余裕率)

6 x ( 1 + 0.25) = 7.5

 

正解は 7.5 分です。

選択肢1. 6.25

本選択肢は不正解です。

選択肢2. 6.5

本選択肢は不正解です。

選択肢3. 7

本選択肢は不正解です。

選択肢4. 7.5

本選択肢が正解です。

選択肢5. 7.75

本選択肢は不正解です。

まとめ

標準時間を計算する方法には内掛け法もあります。

 

内掛け法でも本問の標準時間を計算してみます。

標準時間 = 正味時間 / ( 1 - 内掛け法の余裕率 )

6 / ( 1- 0.2 ) = 7.5

 

つまり、外掛け法でも内掛け法でも計算結果は同じということになります。

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