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中小企業診断士の過去問 令和5年度(2023年) 中小企業経営・中小企業政策 問2

問題

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総務省・経済産業省「平成28年経済センサス-活動調査」に基づき、産業別企業規模別企業数(民営、非一次産業、2016年)を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
なお、企業数は会社数と個人事業者数の合計とする。企業規模区分は中小企業基本法に準ずるものとする。小規模企業数割合は産業別の全企業数に占める割合とする。
   1 .
建設業の小規模企業数割合は、小売業を上回り、製造業を下回っている。
   2 .
建設業の中小企業数は、製造業を上回り、小売業を下回っている。
   3 .
小売業の小規模企業数割合は、製造業を上回り、建設業を下回っている。
   4 .
製造業の中小企業数は、小売業を上回り、建設業を下回っている。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和5年度(2023年) 問2 )
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この過去問の解説 (1件)

0

正解は、「建設業の中小企業数は、製造業を上回り、小売業を下回っている。」です。

 

【基礎知識】

経済センサスとは5年に1度行われる活動調査で、直近では令和3年に実施されています。

その平成28年度版からの、建設業、小売業、製造業の企業数に関する出題です。この3業種と卸売業を含む4業種については企業の中では企業数、売上が多く、押さえておく必要があります。

 

「そこまで資料をおさえることができない」と思われるかもいらっしゃるかと思います。よく見ると令和3年の資料があるのにも関わらず、平成28年度版が使われています。つまりこの資料は二次利用であり、中小企業白書2023年版で使われていますので、やはり抑えるべき資料は中小企業白書ということになります。

特に最新版の白書からは情報を最新版を抑えておく観点から数値の情報が出やすいのでお気を付けください。

 

〇企業数上位数

・中小企業()内は企業数(千社)

 2012年 ①小売業(694) ②宿泊・飲食サービス(544) ③建設業(467) ④製造業(429)

 2014年 ①小売業(668) ②宿泊・飲食サービス(544) ③建設業(455) ④製造業(413)

 2016年 ①小売業(623) ②宿泊・飲食サービス(510) ③建設業(431) ④製造業(381)

 

 順位は変わりませんが、全体的に企業数が減少してきていることがわかります。

 

・小規模企業

 2012年 ①小売業(588) ②宿泊・飲食サービス(475) ③建設業(448) ④製造業(374)

 2014年 ①小売業(550) ②宿泊・飲食サービス(465) ③建設業(435) ④製造業(359)

 2016年 ①小売業(513) ②宿泊・飲食サービス(435) ③建設業(411) ④生活関連サービス(338)

     ※製造業は5位で411千社

選択肢1. 建設業の小規模企業数割合は、小売業を上回り、製造業を下回っている。

誤り。小売業は1番ですので、これをキーに考えましょう。

選択肢2. 建設業の中小企業数は、製造業を上回り、小売業を下回っている。

正しい。記載の通りです。

選択肢3. 小売業の小規模企業数割合は、製造業を上回り、建設業を下回っている。

誤り。小売業が1位です。

選択肢4. 製造業の中小企業数は、小売業を上回り、建設業を下回っている。

誤り。小売業が1位です。

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