中小企業診断士 過去問
令和5年度 再試験(2023年)
問71 (企業経営理論 問22)
問題文
下図は、E. M.ロジャースのイノベーション普及理論における新製品採用プロセスを表したものである。
製品ライフサイクルの導入期から衰退期・終末期に製品を採用する、空欄A~Eに入る消費者層の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
製品ライフサイクルの導入期から衰退期・終末期に製品を採用する、空欄A~Eに入る消費者層の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

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問題
中小企業診断士試験 令和5年度 再試験(2023年) 問71(企業経営理論 問22) (訂正依頼・報告はこちら)
下図は、E. M.ロジャースのイノベーション普及理論における新製品採用プロセスを表したものである。
製品ライフサイクルの導入期から衰退期・終末期に製品を採用する、空欄A~Eに入る消費者層の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
製品ライフサイクルの導入期から衰退期・終末期に製品を採用する、空欄A~Eに入る消費者層の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

- A:early adopter B:early majority C:late majority D:laggard E:intruder
- A:innovator B:early adopter C:early majority D:late majority E:laggard
- A:innovator B:intruder C:early adopter D:laggard E:late majority
- A:laggard B:early adopter C:innovator D:early majority E:late majority
- A:laggard B:early adopter C:late majority D:intruder E:innovator
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この過去問の解説 (3件)
01
イノベーション普及理論の各段階を一覧にしてみます。
全体の34%程度を占めていて、アーリーアダプターの次に採用するリスクを避ける傾向にある人たちです。
社会全体で本格的に普及し始める段階です。
全体の34%程度を占めています。保守的な傾向が強く、周囲の多くの人が使うようになってから採用します。
アーリーマジョリティの次に採用する人たちです。
全体の16%程度存在しています。
古いものがなくなるなどそれを使用するしかなくなった時に新しいものを採用します。
上記をふまえると正しい選択肢の組み合わせは、 A:innovator B:early adopter C:early majority D:late majority E:laggard です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
イノベーション普及理論は頻出論点であるため、イノベーターから始まり、アーリーへと続きレイト、最後がラガードという順番は暗記するようにしましょう。
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02
イノベーション普及理論に関する問題です。用語は英語になっているものの、図が与えられている分だけ対応しやすいです。
空欄A~Eに入る用語は、以下のとおりです。
A:innovator(革新者):新製品に真っ先に飛びつく「オタク」です。価格や性能には頓着せず、気に入ったら購入します。
B:early adopter(早期採用者):トレンドに敏感で感度が高いです。オピニオンリーダーやインフルエンサーになりそうな人たちです。
なお、ここまでで本問は正答に辿り着けます。イノベーション普及理論で問われるのはここまでが殆ど(あとは、解説のまとめの論点です)であるため、C以降は順番を暗記するだけでもOKです。(余力があれば、説明も覚えてください)
C:early majority(初期追従者):新しい製品やサービスの採用に慎重で、価格や性能を重視した合理的な判断で購買します。
D:late majority(後期追従者):新しい製品やサービスについては消極的で、世の中に普及していると確認してからようやく購入します。
E:laggard(遅滞者):最も保守的で、世の中に新しい製品やサービスが普及していても購入しないことも珍しくありません。
冒頭の解説より、
A:innovator
B:early adopter
C:early majority
D:late majority
E:laggard
の組み合わせであるため、不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、
A:innovator
B:early adopter
C:early majority
D:late majority
E:laggard
の組み合わせであるため、正解の選択肢となります。
冒頭の解説より、
A:innovator
B:early adopter
C:early majority
D:late majority
E:laggard
の組み合わせであるため、不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、
A:innovator
B:early adopter
C:early majority
D:late majority
E:laggard
の組み合わせであるため、不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、
A:innovator
B:early adopter
C:early majority
D:late majority
E:laggard
の組み合わせであるため、不適切な選択肢です。
【補足】
本問では問われていませんが、出題される可能性がある内容を追記します。特に、キャズムの壁は暗記必須です。
・商品やサービスが普及するためには、Bのearly adopterに受け入れられることが重要となります。
・early adopterまでが初期市場で、以降のメインストリーム市場との間(BとCの間)には製品やサービスを普及させるうえでの障害(キャズムの壁)があり、製品やサービスが市場に受け入れられるためにはキャズムの壁を超えなければならないとされています。
・各層の割合(%)が問われる可能性は低いですが、数字はざっくりと頭に入れておいてください。
なお、イノベーション普及理論に「intruder(侵入者)」という層がないことを知っていれば、intruderが含まれている選択肢を除外するだけで2択に絞り込むことができます。
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03
イノベーション普及理論に関する問題です。
各消費者層は下記の順に製品を採用していきます。
イノベーター(Innovators):最も早い段階で製品を採用する層
アーリーアダプター(Early Adopters):イノベーターの次に、比較的早い段階で製品を採用する層
アーリーマジョリティ(Early Majority):製品が成熟し安定性が確認できた段階で製品を採用する層
レイトマジョリティ(Late Majority):周囲の大多数が製品を採用してから製品を採用する層
ラガード(Laggards):保守的で最も最後に製品を採用する層
冒頭の記載から、誤った選択肢です。
冒頭の記載から、正しい選択肢です。
冒頭の記載から、誤った選択肢です。
冒頭の記載から、誤った選択肢です。
冒頭の記載から、誤った選択肢です。
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