中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問60 (企業経営理論 問10)
問題文
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 令和6年度(2024年) 問60(企業経営理論 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
- インテグラル型のアーキテクチャーを持つ製品は、標準化が進んでいる。
- 擦り合わせによって創造される価値が差別化要因になる製品については、モジュラー型のアーキテクチャーを持つことが多い。
- 部品間の相互依存性が高いインテグラル型のアーキテクチャーを持つ製品の場合、部門横断的に調整することが不可欠になる。
- モジュラー型のアーキテクチャーを持つ製品では、部品調達業者は、部品のコスト低減ではなく、部品の差別化をしなければならない。
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この過去問の解説 (1件)
01
製品アーキテクチャーに関する問題です。
本問では、モジュール型とインテグラル型との特徴の比較が理解できているかどうかが問われています。
モジュール型:個別の部品が相互独立的に製造されており、個別の部品を寄せ集めて一つの製品が出来上がります。代表的な製品としてはパソコンが挙げられます。
インテグラル型:個別の部品が相互依存的に製造されており、個別の部品の性能が完成品の品質に影響を与えます。代表的な製品としては自動車が挙げられます。
モジュール型のアーキテクチャーを持つ製品は、標準化が進んでいます。
「標準化が進む」とは、どのメーカーが製造しても品質に大きな差がなくなってきていることをいいます。品質で差別化ができなければ、価格競争が起こりやすくなります。
したがって、不適切な選択肢です。
擦り合わせによって創造される価値が差別化要因になる製品については、インテグラル型のアーキテクチャーを持つことが多いです。
したがって、不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、インテグラル型のアーキテクチャーは部品間の相互依存性が高いため、部門横断的に調整することが不可欠になります。
したがって、正解の選択肢となります。
モジュラー型のアーキテクチャーを持つ製品では、部品調達業者は、部品の差別化ではなく部品のコスト低減をしなければなりません。
他の選択肢の解説で述べていますが、モジュラー型のアーキテクチャーを持つ製品では品質に大差がないため、価格競争が起こりやすいためです。
【補足】
モジュール型とインテグラル型との特徴の比較を理解するためには、キーワードを覚えておくことが有効です。両者は、以下のように整理することができます。
・モジュール型:標準化、相互独立性、差別化要因はコスト(価格競争が起こりやすい)
・インテグラル型:擦り合わせ、相互依存性、差別化要因は品質(価格競争が起こりにくい)
なお、インテグラル型の製品分野においても、モジュール型の傾向が強まってきています。
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