中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問86 (企業経営理論 問36)
問題文
a 経験効果が大きい。
b 製品の規格をコントロールしやすい。
c 金銭的コストや心理的コストなどの切り替えコストの発生を利用できる。
d 需要の不確実性を見極められる。
e 消費者の心の中に参入障壁を形成できる。
f PLCにおいて主流となる顧客ニーズに対応しやすい。
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 令和6年度(2024年) 問86(企業経営理論 問36) (訂正依頼・報告はこちら)
a 経験効果が大きい。
b 製品の規格をコントロールしやすい。
c 金銭的コストや心理的コストなどの切り替えコストの発生を利用できる。
d 需要の不確実性を見極められる。
e 消費者の心の中に参入障壁を形成できる。
f PLCにおいて主流となる顧客ニーズに対応しやすい。
- aとc
- bとe
- cとf
- dとe
- dとf
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この過去問の解説 (1件)
01
新製品に関する先発優位または後発優位についての問題です。
先発優位はその名前の通り、他社に先駆けて新製品を上市することで得られる優位性のことであり、後発優位とは先発企業や市場動向の推移を見ながら対応して優位性を獲得することです。
先発優位、後発優位の特徴としては、それぞれ以下のとおりとなります。
・先発優位
顧客の中に、いち早くブランドイメージを確立することができる(ブランドスイッチの切り替え防止)→解答群e
累積生産量の増加にともない、単位コストが減少する→解答群a
早期にデファクトスタンダートを確立しやすい→解答群b
顧客がいち早く新製品を手にするため、自社製品の仕様に慣れてくれやすい→解答群c
・後発優位
先発企業の失敗から学ぶことで、確実性を高めることができる(キャズムの壁を乗り越えやすい)→解答群f
市場規模の成長度合いから、需給調整を行いやすい→解答群d
相対的に、先発企業と比較して宣伝費用が少なくて済む(先発企業が、既に宣伝してくれているため)
与件文の記述にあるように、先発に比べて後発の方がよりメリットが大きいと考えられますが、他に競合製品がない段階で顧客を獲得できた場合には、先発企業は高い利潤を得ることが可能です。
試験対策上は、先発優位、後発優位のいずれか理解しやすいと感じる方の特徴を重点的に暗記して、解答群を絞り込むことで正答することができれば十分です。
冒頭の解説より、後発の記述の組み合わせは解答群dとfであるため、不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、後発の記述の組み合わせは解答群dとfであるため、不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、後発の記述の組み合わせは解答群dとfであるため、不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、後発の記述の組み合わせは解答群dとfであるため、不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、後発の記述の組み合わせは解答群dとfであるため、正解の選択肢となります。
【補足】
キャズムの壁について、以下に解説します。
結論から申し上げますと、アーリー・マジョリティの人達が新製品を受け入れることを「キャズムの壁を乗り越える」といいます。
先発優位がいち早く上市する新製品には、新しいもの好きな人や好奇心旺盛な人など、いわゆる「オタク」な人が関心を示しやすいと言われています。「オタク」な人達はイノベーターと呼ばれています。イノベーターの次に、アーリー・アダプターと呼ばれる人達が続きます。
しかしながら、「オタク」な人達にウケる製品には、専門的な知識がなければ使いこなせなかったり(顧客ニーズを踏まえていない)、市場にない製品であるため価格が高かったり(適正な価格帯が分からない)など、必ずしも市場で受け入れられるとは限りません。
なお、イノベーターとアーリー・アダプターは、両方合わせても消費者全体の15%程度しかいないとされています。
新製品が市場に浸透していくためには、イノベーター、アーリー・アダプターの次に製品を手にする、アーリー・マジョリティの人達が受け入れることが必要であるとされています。アーリー・マジョリティの人達は使いやすく、手頃な価格の製品を好むため、顧客ニーズを踏まえた製品が受け入れられる傾向にあります。
アーリー・マジョリティの層は消費者全体の30%超とされており、消費者層の中で最も多いです。
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