1級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
午前 ロ 問42

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午前 ロ 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

コンピュータネットワークのOSI基本参照モデルに関する次の記述に該当する階層名として、最も適当なものはどれか。

「IPアドレスなど論理的なアドレスを扱い、経路選択などルーティング機能を提供する階層」
  • トランスポート層
  • ネットワーク層
  • データリンク層
  • セッション層

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、2 です。

OSI参照モデルでは、コンピュータネットワークを7つの階層に分類しています。

そして(第3層)ネットワーク層は、「ネットワークにおける通信経路の選択・データ中継」を行なうとされています。


なお第3層を含む7層は、下記のように定義されています。

1:物理層(物理的な接続)

2:データリンク層(直接接続されている通信機器間の信号の交換)

3:ネットワーク層(ネットワークにおける通信経路の選択・データ中継)

4:トランスポート層(ネットワーク通信管理:エラー訂正・再送制御等)

5:セッション層(通信プログラム間の通信手順)

6:プレゼンテーション層(データの形式の指定・変換)

7:アプリケーション層(具体的な通信サービス)

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02

正解は【2】です。

OSI基本参照モデルは通信機能を7つの階層にわけて定義したものです。

第7層・アプリケーション層

第6層・プレゼンテーション層

第5層・セッション層

第4層・トランスポート層

第3層・ネットワーク層

第2層・データリンク層

第1層・物理層

となっており

送信側では7→6→5→4→3→2→1の順で、

受信側では1→2→3→4→5→6→7の順に処理していく事を意味しています。

問題文はネットワーク層の説明です。

参考になった数15

03

コンピュータネットワークのOSI基本参照モデルに関する問題です。

選択肢1. トランスポート層

×

送信元のデータを送信先に確実に届けられるよう通信管理を行います。

プロトコルには、TCP、UPDを使用します。

選択肢2. ネットワーク層

ネットワーク間のコンピュータ同士のデータ伝送を可能とします。プロトコルには、IPアドレスとルータを使用します。

機能には、アドレスの割り当てと、送信先までの経路の選択ルーティング方法があります。

選択肢3. データリンク層

×

ケーブルで接続されている同一のネットワーク内で、データ伝送を行います。

プロトコルには、イーサネット、ブリッジ、スイッチングハブ、MAC、PPPがあります。

機能には、伝送中のエラーの検出と対処、データ授受が可能かの判断です。

選択肢4. セッション層

×

通信プログラム同士がデータの送受信を行う経路の確立と開放など、通信の開始から終了までの手順を構築します。

機能には、接続が切れた場合の再接続、受法授受の同期をとることが有ります。

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