1級電気工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
午前 ロ 問41

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 午前 ロ 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

非常用の進入口又はその近くに設ける赤色灯に関する記述として、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
  • 常時点灯(フリッカー状態を含む)している構造とすること。
  • 一般の者が容易に電源を遮断することができる開閉器を設けないこと。
  • 赤色灯の大きさは、直径10cm以上の半球が内接する大きさとすること。
  • 蓄電池は、充電を行うことなく20分間継続して点灯させることができる容量とすること。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、4 です。

蓄電池の容量は、30分間継続して点灯させることができるものでなければなりません。

他の、1・2・3 は正しく述べています。

なお混同しやすい点ですが、この設問の非常用進入口に設ける赤色灯や非常灯は「建築基準法に基づく建築設備器具」であり、これらは30分以上の点灯が求められています。

一方、誘導灯は「消防法に基づく消防設備」であり、20分以上の点灯が求められています。

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02

正解は【4】です。

正しくは、「30分間継続して点灯させる事ができる容量とすること」

です。

非常用の赤色灯について

①常時点灯している構造とする。

②一般の物が容易に遮断する開閉器を設けないこと

③赤色灯の大きさは直径10cm以上の半球が内接する大きさ

31m以下の3階以上の建物の階で、設置しなければなりません。

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03

「建築基準法」に対する、非常用の進入口、およびその近くに設ける赤色灯に関する問題です。

選択肢1. 常時点灯(フリッカー状態を含む)している構造とすること。

非常用の進入口灯は、フリッカ―状態を含み、常時点灯している構造とします。

選択肢2. 一般の者が容易に電源を遮断することができる開閉器を設けないこと。

非常用の進入口灯は、一般の人が容易に、電源を遮断できる開閉器を設けない構造とします。

選択肢3. 赤色灯の大きさは、直径10cm以上の半球が内接する大きさとすること。

赤色灯の大きさは、直径 10 cm 以上の半球が、内接する大きさとします。

選択肢4. 蓄電池は、充電を行うことなく20分間継続して点灯させることができる容量とすること。

×

自動充電装置あるいは時限充電装置を持つ蓄電池か、あるいはこれに類するもので、常用の電源が断たれた場合に、自動的に切り替えられて接続する予備電源を設けます。なお、蓄電池は充電を行わずとも30分間継続して点灯させられる容量以上のものとします。

「充電を行うことなく20分間継続して点灯」は、誤りです。

まとめ

非常用の進入口、およびその近くに設ける赤色灯の構造は、「建築基準法施行令」によります。

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