2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2016年5月
問49 (学科 問49)
問題文
Aさんは、所有する土地の有効活用を検討している。貸しビルを建設する際の土地の有効活用の手法の一般的な特徴についてまとめた下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

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問題
FP技能検定2級 2016年5月 問49(学科 問49) (訂正依頼・報告はこちら)
Aさんは、所有する土地の有効活用を検討している。貸しビルを建設する際の土地の有効活用の手法の一般的な特徴についてまとめた下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

- (ア)Aさん (イ)デベロッパー (ウ)必要
- (ア)デベロッパー (イ)Aさん (ウ)必要
- (ア)Aさん (イ)Aさん (ウ)不要
- (ア)デベロッパー (イ)デベロッパー (ウ)不要
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この過去問の解説 (3件)
01
建設協力方式とは、土地の所有者が建物を建設し、建設費用は入居予定のテナントから保証金(建設協力金)を預かって、建物の建設費にあてるという資金調達方法です。よって、土地の所有者の名義はそのままです。
・(イ)について
事業受託方式とは、土地の活用からすべてを業者(デベロッパー)に委託する方法です。土地や建物の名義はそのままですが、デベロッパーに事業報酬を支払う必要があります。
・(ウ)について
等価交換方式とは、土地の所有者が土地を提供してデベロッパーが建物を建設します。建物の完成後は土地と建物の権利を資金提供割合で分ける方法です。土地の所有者は、土地を提供するだけなので建設資金は不要となります。
上記のことから
・(ア):Aさん
・(イ):Aさん
・(ウ):不要
よって、正解は3となります。
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02
(ア)Aさん
(イ)Aさん
(ウ)不要
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03
建設協力金(差入)方式とは、賃借予定者が、建築主=土地所有者に建設協力金を差入れ、それを事業資金に充当するものです。
事業受託方式とは、事業計画、建物の企画、設計、建設、完成後の管理・運営などをデベロッパーに委託する方式です。
等価交換方式には、部分譲渡方式と全部譲渡方式とがあります。土地所有者が土地をデベロッパーに譲渡し、それと等価の建物を取得するというものです。建設資金を借入等で調達する必要がありません。
上記より(ア)Aさん(イ)Aさん(ウ)不要 となります。
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