FP2級の過去問
2017年1月
学科 問13
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問題
FP技能検定2級 2017年1月 学科 問13 （訂正依頼・報告はこちら）
総合福祉団体定期保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 総合福祉団体定期保険は、従業員の死亡退職だけでなく、定年退職した場合の退職金等の準備としても活用できる。
- 契約の締結に際しては、加入予定者の保険約款に基づく告知および被保険者になることについての同意が必要となる。
- 企業が負担した保険料は、その2分の1相当額を資産に計上し、残りを損金の額に算入することができる。
- ヒューマン・ヴァリュー特約を付加することによって、被保険者が不慮の事故により身体に傷害を受けた場合の治療費や入院費が保障される。
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この過去問の解説 （3件）
01
１．× 定年退職した場合の退職金等の準備としては活用できません。
２．〇 契約締結に際しては、加入予定者の保険約款に基づく告知および被保険者になることについての同意が必要となります。
３．× 企業が負担した保険料は、全額損金加入できます。
４．× ヒューマン・ヴァリュー特約は、不慮の事故には適しません。
死亡・高度障害に適した特約となっています。
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02
総合福祉団体定期保険とは、従業員の福利厚生を目的に加入する保険です。契約者が法人、被保険者は役員・従業員、保険金受取人を役員・従業員の遺族とした1年更新の定期保険です。退職金等の準備として、活用できる保険ではありません。
2.適切
総合福祉団体定期保険への加入は、被保険者の同意と告知が必要となります。
3.不適切
総合福祉団体定期保険の保険料は、全額損金算入できます。
4.不適切
ヒューマン・ヴァリュー特約は、役員・従業員の死亡や高度障害による企業の経済損失に備える特約ですので、不慮の事故による治療費や入院費は保障対象外となります。
よって、正解は2となります。
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03
1.不適切
総合福祉団体定期保険は定期保険ですので貯蓄性はなく、退職金等の原資にはなりません。
2.適切
契約の締結に際しては、加入予定者の保険約款に基づく告知および被保険者になることについての同意が必要となります。
3.不適切
定期保険になるので、全額が損金算入となります。
設問の保険は養老保険のハーフタックスプランの説明になります。
4.不適切
ヒューマン・ヴァリュー特約とは、従業員が死亡した場合に法人に死亡保険金等が支払われる特約です。
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