FP2級の過去問
2017年1月
実技 問65
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問題
FP技能検定2級 2017年1月 実技 問65 (訂正依頼・報告はこちら)
下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、空欄(ア)の解答に当たっては、小数点以下第3位を四捨五入すること。
- (ア)0.63 (イ)TY
- (ア)0.63 (イ)TZ
- (ア)1.60 (イ)TY
- (ア)1.60 (イ)TZ
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この過去問の解説 (3件)
01
PBR(株価純資産倍率)は、株価が1株当たり純資産の何倍まで買われているかを示す指標です。
PBRが低いほど株価は割安で、PBRが高いほど株価は割高と判断されます。
PBR=株価/1株当たり純資産
TY株式会社のPBRは3,200÷2,000=1.6倍です。(ア)
次に、配当利回りは、配当金の投資金額に対する割合です。
配当利回り(%)=1株当たり年間配当金/株価×100
TY株式会社の配当利回りは50÷3,200×100≒1.56%
TZ株式会社の配当利回りは40÷2,000×100=2.00%
よって配当利回りはTZ株式会社の方が高いです。(イ)
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02
PBRとは、株価純資産倍率のことで
この場合は3200円÷2000円=1.6倍となります。(アの答え)
各社の配当利回りを計算し、比較する必要がありますので
TY社=50円÷3200円×100=約1.56%
TZ社=40円÷2000円×100=2.0%
すなわちTZ社の方が配当利回りが高いということです。
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03
PBR(株価純資産倍率)は、現在の株価が1株あたりの純資産の何倍かを示すものです。次の計算式で求めます。
・PBR=株価/1株あたりの純資産額
=株価/(自己資本/発行済み株式総)
=3,200円÷2,000円
=1.6倍
(イ):TZ
配当利回りは、株価に対する1株あたりの年間配当金の割合のことです。次の計算式で求めることができます。
・配当利回り=1株当たりの年間配当金/株価×100
→TY社の配当金利回り=50円÷3,200円×100
≒1.56%…A
→TZ社の配当金利回り=40円÷2,000円×100
=2.00%…B
∴B(TZ社)のほうが配当利回りは高いことがわかります。
よって、正解は4となります。
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