FP2級の過去問
2017年1月
実技 問80

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

FP技能検定2級 2017年1月 実技 問80 (訂正依頼・報告はこちら)

下記<資料>の土地に係る路線価方式による普通借地権の相続税評価額の計算式として、正しいものはどれか。
問題文の画像
  • 300千円×1.00×360m2
  • 300千円×1.00×360m2×70%
  • 300千円×1.00×360m2×(1-70%)
  • 300千円×1.00×360m2×(1-70%×30%×100%)

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

300千円×1.00×360㎡×70%」が正解です。

路線価図の300Cは300千円/㎡、借地権割合70%を表します。

宅地が1つの道路にのみ面している場合、間口の狭さや奥行の深さ等の要因により、利用価値の低下を考慮して、奥行価格補正率で評価額を調整します。

本問の自用地評価額は(路線価×奥行価格補正率×敷地面積)です。

次に、普通借地権価格は(自用地評価額×借地権割合)で計算します。

よって、本問の相続税評価額=300千円×1.00×360㎡×70%

参考になった数13

02

宅地の自用地評価額をもとに、資料のデータを次の計算式にあてはめていきます。

・宅地の自用地評価額=路線価×奥行補正率×敷地面積より

          =300千円(300C=300千円/㎡)×1.00×360㎡

・借地権価格=自用地評価額×借地権割合

 ⇒資料より、借地権割合は70%

∴路線価方式による相続税評価額=300千円×1.00×360㎡×70%

よって、正解は「300千円×1.00×360㎡×70%」となります。

参考になった数5

03

自用地評価額は「路線価」×「奥行価格補正率」×「敷地面積」で求めることができ、「300千円×1.00×360㎡」となります。

ここに借地権割合70%を乗じることになるので、「300千円×1.00×360㎡×70%」となります。

【ポイント】

普通借地権なので「借り手」の相続税評価額となります。貸し手の評価額ですと(1−70%)で計算することになります。

参考になった数4