FP2級の過去問
2017年5月
実技 問88

【正解 3】

複利計算の問題です。

n年後の額=現在の金額×（1+変動率）n乗で求めることができます。

基準年の基本生活費が286万円ですから、3年後の生活費は246万円×（1+0.02）³=303.505…
計算結果については万円未満を四捨五入とありますので、304万円となります。


（1+0.02）³のような累乗計算は、電卓を使って簡単に計算することができます。

（1+0.02）³の場合
1 + 0.02 × × = = 1.061208
（2回×を押して2回＝を押す）

基準年の基本生活費が286万円、変動率は2%、3年後の基本生活費を求める問題のため、下記の式にあてはめて計算します。

n年目の支出額=現在の金額×（1+変動率）n乗

よって、3年目の基本生活費は
286万円×（1+0.02）3乗≒304万円となります。

元の生活費が286万円、変動率が2%、3年後の生活費を求めるので、
年利2％で3年間の複利計算によって算出することができます。

複利計算は、元本×（1＋利率÷100）N乗（N＝投資年数）なので、

3年後の生活費は286万円×（1＋0.02）３乗≒304万円（万円未満四捨五入）
となります。