FP2級の過去問
2017年5月
実技 問94
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問題
FP技能検定2級 2017年5月 実技 問94 (訂正依頼・報告はこちら)
氷室雪雄さんは、民間企業に勤務する会社員である。雪雄さんと妻の花代さんは、今後の資産形成や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある妹尾さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも平成29年4月1日現在のものである。
雪雄さんは、亜紀さんの大学受験を控え、大学の入学に係る費用等についてFPの妹尾さんに質問をした。妹尾さんが大学の入学費用について説明する際に使用した下記<資料>の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
雪雄さんは、亜紀さんの大学受験を控え、大学の入学に係る費用等についてFPの妹尾さんに質問をした。妹尾さんが大学の入学費用について説明する際に使用した下記<資料>の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- (ア)学校納付金(イ)入学しなかった学校への納付金(ウ)受験費用
- (ア)受験費用 (イ)入学しなかった学校への納付金(ウ)学校納付金
- (ア)受験費用 (イ)学校納付金 (ウ)入学しなかった学校への納付金
- (ア)学校納付金(イ)受験費用 (ウ)入学しなかった学校への納付金
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この過去問の解説 (3件)
01
(イ)についても同様で、国公立大学に比べて私立大学のほうが金額が大きいことがわかります。
受験費用・学校納付金共に、一般的には国公立大学よりも私立大学のほうが高額になる傾向があります。
また、私立大学は施設整備費などを学生・保護者が負担するため、学校納付金が国公立大学に比べて負担額が大きいことも特徴的です。
従って、(ア)は学校納付金、(イ)は受験費用であることがわかります。
(ウ)の数字を比較すると、逆に国公立大学のほうが私立文系・理系大学に比べて金額が大きいことがわかります。
国公立大学志望の場合、滑り止めとして私立大学を受験し、合格した際一部納入金を納めておくことが多いため、入学しなかった大学に対する納付金がより高額になる傾向があります。
従って、(ウ)は入学しなかった大学に対する納付金であることがわかります。
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02
すべての大学区分で最も多い費用となっています。
さらに、私立大学においては半額以上を占めているため、
「学校納付金」が正しいといえます。
(イ)
すべての大学区分で同等の金額となっており、
かつ、私立大学のほうが少し高くなっています。
学校納付金・入学しなかった学校への納付金であれば、
私立大学のほうが明らかに高い金額になると思われるため、
選択肢の中から最も適切なものとしては、「受験費用」があてはまります。
(ウ)
国公立大学のほうが少し高くなっています。
一般的に国公立大学入学者は、複数の私立大学を滑り止めとする傾向があります。
そのため、選択肢の中から最も適切なものとしては、「入学しなかった学校への納付金」が当てはまります。
よって、解答は「4」番となります。
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03
[ア]学校納付金
入学金や前期納付金、施設設備金などが学校納付金に当たりますが、比率が最も高くなる金額となります。
[イ]受験費用
受験費用は基本的にほぼ同額(私立学校は若干高め)となっています。ここには交通費や宿泊費も含まれています。
[ウ]入学しなかった学校への納付金
国公立大学へ進学する人が滑り止めで受けていた私立大学への納付金が必要になってくるため、国公立大学での比率が高くなっています。
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