2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2017年5月
問101 (実技 問101)

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問題

FP技能検定2級 2017年5月 問101(実技 問101) (訂正依頼・報告はこちら)

氷室雪雄さんは、民間企業に勤務する会社員である。雪雄さんと妻の花代さんは、今後の資産形成や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある妹尾さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも平成29年4月1日現在のものである。

FPの妹尾さんは、平成28年10月から実施された「短時間労働者に対する社会保険の適用拡大」について花代さんから質問を受け、下表を用いてその要件やメリットなどを説明した。短時間労働者に対する厚生年金保険および健康保険(以下「社会保険」という)の適用に関する下表の空欄(イ)に入る適切な語句を選択しなさい。
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  • 休業(補償)給付
  • 傷病(補償)年金
  • 傷病手当金

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この過去問の解説 (3件)

01

短時間労働者が社会保険の適用を受けた場合、休業時には健康保険から傷病手当金等を受けることができます。
休業(補償)給付および傷病(補償)年金は労災保険からの給付となるため、誤りです。

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02

1.休業(補償)給付は、業務上の災害と判断された疾病に対して労災保険から補償される給付金です。

2.傷害(補償)給付は、業務上の災害と判断された障害に対して労災保険から補償されるの給付金です。

3.疾病手当金は、休業の原因が業務上の災害でない場合、受給要件を満たすと健康保険から支給される手当金のことです。

よって、解答は3 になります。

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03

【正解 3】傷病手当金

社会保険の中には、病気やケガで働けなくなった時に手当金を受けられる「傷病手当金」というものがあります。
ただし、業務上の災害の場合は対象外となります。業務上の場合は、労災が適用されます。

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