FP2級の過去問
2017年9月
学科 問9
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問題
FP技能検定2級 2017年9月 学科 問9 （訂正依頼・報告はこちら）
日本学生支援機構の貸与型奨学金および日本政策金融公庫の教育一般貸付（以下「国の教育ローン」という）に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※「国の教育ローン」の返済期間は、令和4年（2022年）4月1日より「18年」以内になりました。
この設問は、平成29年（2017年）に出題されたものですので、上記変更は反映されておりません。
この設問は、平成29年（2017年）に出題されたものですので、上記変更は反映されておりません。
- 日本学生支援機構の第一種奨学金の対象者は、特に優れた学生・生徒であって経済的理由により著しく修学に困難があるものと認定された者とされている。
- 国の教育ローンの融資金利は固定金利であり、返済期間は母子家庭等の場合を除き15年以内である。
- 国の教育ローンを利用するためには、世帯年収（所得）が申込人の世帯で扶養している子の数に応じて定められている上限額以内であることが要件とされている。
- 国の教育ローンの資金使途は、受験にかかった費用（受験料、受験時の交通費・宿泊費等）および学校納付金（入学金、授業料、施設設備費等）に限定されている。
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この過去問の解説 （3件）
01
日本学生支援機構の第一種奨学金の対象者は、特に優れた学生・生徒で(高校２~3年の成績が5段階評価で平均3.5以上、なお、2017年入学予定者からは低所得世帯の生徒において学力基準が実質的に撤廃される)あって、経済的理由により修学に困難があるものと認定された者とされています。
2.適切
国の教育ローンの融資金利は固定金利1.81％(母子家庭等1.41％)で、返済期間は15年以内(母子家庭等18年以内)です。
3.適切
日本政策金融公庫が融資を行う国による教育一般貸付である教育ローンは、子の数に応じて定められている所得制限額があります。
4.不適切
国の教育ローンの資金使途は、範囲が広く、教材費や通学費用の他に学生の国民年金保険料まで認められています。但し、資金使途を証明する書類や領収書などは必要となります。
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02
1.適切
第一種奨学金は無利子の奨学金で、成績基準と所得制限があります。
2.適切
国の教育ローンの融資金利は固定金利で、融資額は学生1人につき350万円以内です。返済期間は母子家庭等の場合を除き15年以内です。
3.適切
国の教育ローンを利用するためには、子の数によって年収要件が定められています。
4.不適切
国の教育ローンの資金使途は、受験にかかった費用や学校納付金の他にも、住居費用や教材費などにも使うことができます。
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03
適切な記述です。
設問のとおりです。
2.
適切な記述です。
設問のとおりです。
3.
適切な記述です。
子供の数によって異なる、世帯の年収制限があります。
4.
不適切な記述です。
国の教育ローンは、受験にかかった費用や学校納付金のほか
在学のために必要となる住居費用、教科書代やパソコン購入費、
通学費用や学生の国民年金保険料等にも利用できます。
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