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FP2級の過去問 2017年9月 実技 問89

問題

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山田徹さんは、平成29年3月末日に25年3ヵ月勤務したXB株式会社を退職し、退職一時金1,900万円を受け取った。この退職一時金に係る退職所得の金額として、正しいものはどれか。なお、山田さんは、「退職所得の受給に関する申告書」を適正に提出している。また、山田さんは、勤務先の役員であったことはなく、退職は障害者になったことに基因するものではない。
   1 .
340万円
   2 .
375万円
   3 .
680万円
   4 .
750万円
( FP技能検定2級 2017年9月 実技 問89 )
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この過去問の解説 (3件)

5
退職所得の計算
勤続年数:25年3ヵ月は、「26年」として計算します。
・退職所得控除額の計算式:800万円+70万円×(勤続年数-20年)
・退職所得の計算式:(退職一時金-退職所得控除額)×1/2

上記の計算式にあてはめていきます。
・退職所得控除額:800万円+70万円×(26年-20年)=1,220万円
・退職所得:(1,900万円-1,220万円) ×1/2=340万円

よって、正解は 340万円となります。

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1
【正解 1】

退職所得の控除額は勤続年数によって違いがあります。
勤続20年超:800万円+70万円×(勤続年数−20年)
勤続20年以下:40万円×勤続年数(最低80万円)

山田徹さんは25年3ヶ月勤務したので勤続20年超に当たります。また1年未満は繰り上げされますので、26年として計算します。

800万円+70万円×(26−20年)=1,220万円
となる為、退職所得控除額は1,220万円となります。

次に退職所得を求めます。
(退職金1,900万円−控除額1,220万円)×1/2=340万円
となります。
※控除額を差し引いた際、1/2を乗じるのに注意しましょう。

1
正解 1. 340万円

退職所得は次の計算式で求められます。
退職所得 = (収入金額-退職所得控除額)×1/2

まずは、退職所得控除額を計算します。勤続年数により、計算式が異なります。
①勤続年数20年以下…40万円×勤続年数(最低80万円)
②勤続年数20年超……800万円+70万円×(勤続年数-20年)
本問の山田さんの勤務年数は25年3か月ですので、②の式を使います。1年未満は繰り上げ26年として計算します。

退職所得控除額
800万円+70万円×(26年-20年)=1,220万円

退職所得を計算します。
(1,900万円-1,220万円)×1/2 = 340万円

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