FP2級の過去問
2017年9月
実技 問94

設問の場合、法定相続人となるのは子Bと、子Aの代襲相続人となる孫C、孫Dの3名となります。

被相続人の子は子A、子Bのため、法定相続分は2人で分け合うことになります。

よって、子Bの法定相続分は1/2です。

正解　２．１/２

まず、被相続人の妻はすでに死亡していますので、配偶者は法定相続人ではありません。

次に、被相続人には子がいますので、第一順位での法定相続人は「子」となります。

子Aはすでに死亡していますが、孫Cと孫Dが代襲相続をします。よって、法定相続人は生存している「子B」と代襲相続をする「孫C」と「孫D」の3人となります。

法定相続分は次のとおりです。
・ 子B・・・１/２
・ 孫C・・・１/４
・ 孫D・・・１/４

【正解 2】

配偶者がすでに死亡しているので、法定相続分を「子A」と「子B」で1/2づつ分けることになります。
「子A」はすでに死亡しているので、「孫C」「孫D」が代襲相続として1/2を均等に分け、法定相続分1/4づつになります。

よって「子B」の法定相続分は1/2となります。

資料における法定相続人は、子B、既に死亡している子Aの代襲相続人となる孫C・Dの3人です。
被相続人の妻は死亡しているので、子Aと子Bが2分の1ずつ相続することになります。

よって、子Bの法定相続分は「２．1/2」となります。