FP2級の過去問
2017年9月
実技 問105

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問題

FP技能検定2級 2017年9月 実技 問105 (訂正依頼・報告はこちら)

康介さんは外貨定期預金に関心をもっている。下記<資料>の外貨定期預金について、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額として、正しいものはどれか。
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  • 1,145,700円
  • 1,142,400円
  • 1,127,000円
  • 1,125,600円

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この過去問の解説 (4件)

01

設問では満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額を求めるので、TTBレートを使って計算します。

10000米ドルを円転した金額は、10000×112.00=1120,000円です。

運用時の利率は、年率が2.50%、預入期間が3カ月なので、2.50%×3/12となります。

よって、運用後の利息は、
1120,000×2.50%×3/12=7,000円です。

また、利息に対して20%の所得税・住民税が源泉徴収されるので、
源泉徴収額は7000×20%=1,400円です。

従って、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額は、
1120,000+7,000-1,400=1125,600円となります。

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02

正解 4. 1,125,600円

外貨定期預金について、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額を求める問題です。

① 利息の手取り額(米ドルベース)を求めます。
・3カ月間の利息 10,000米ドル×2.50%×3/12=62.5米ドル
・利息に対する源泉徴収額 62.5米ドル×20%=12.5米ドル
・利息の手取り金額 62.5米ドル-12.5米ドル=50米ドル

② 満期時の元利合計(米ドルベース)を求めます。
10,000米ドル+50米ドル=10,050米ドル

③ 元利合計を米ドルから円貨にします。外貨を円にするので、TTBを使用します。
10,050米ドル×112.00=1,125,600円

満期時の円ベースの元利合計は1,125,600円となります。

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03

1万米ドルを円に換金してから計算を行います。
預入時のレートTTS1米ドル114,000円より
・円=1万米ドル×114,000円=114万円…①

次に3ヶ月分の利息を計算します。
利息=年利2.5%、期間3カ月より、3ヶ月分の利息は3/12です。
・3ヶ月分の利息=10,000米ドル×2.5%×3/12=62.5米ドル…②
②に所得税・住民税として20%源泉徴収されます。
・62,5米ドル×(1-20%)=50米ドル

②と米ドル建ての元利合計を算出していきます。
・10,000米ドル+50米ドル=10,050米ドル…③

満期時のレートより、③とTTB1米ドル112,000円より算出していきます。
・円転後の元利合計額=10,050米ドル×112,000円=1,125,600円

よって、正解は「4、1,125,600円」となります。

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04

【正解 4】

預金金利2.50%(年率)を3ヶ月預け入れたのですから、0.025×3/12=0.00625%の金利が付きます。

10,000米ドル×0.00625%=62.5米ドル
62.5米ドルから20%の所得税・住民税が差し引かれますので、62.5米ドル×(1−20%)=50米ドルが利益になります。

次に10,000米ドル+50米ドル=10,050米ドルを円転します。
円に替える際はTTBレートを使用しますので、10,050米ドル×112.00円=1,125,600円となります。

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