FP2級の過去問 2018年1月 実技 問62

ファイナンシャル・プランニングのプロセスは以下のようになっています。
　①顧客との関係確立とその明確化
　②顧客データの収集と目標の明確化
　③顧客のファイナンス状態の分析と評価
　④プレンの検討・作成と提示
　⑤プランの実行援助
　⑥プランの定期的見直し

上記のプロセスに当てはめて考えてみましょう。
　(ア) ⇒ ⑤
　(イ) ⇒ ③
　(ウ) ⇒ ④
　(エ) ⇒ ②
　(オ) ⇒ ⑥
　(カ) ⇒ ①

よって、正解は2.(イ)となります。

【正解 2】

FPが顧客に対してライフプランニングを行う場合、次の手順で行います。

❶（カ）FPの内容を説明し顧客との関係を確立する。
❷（エ）データを収集し、目標を明確化する。
❸（イ）現状の問題点を分析する。
❹（ウ）問題点を解決する為、プランを立案する。
❺（ア）プランを実行支援する。
❻（オ）プランを定期的に見直す。

ファイナンシャル・プランニングには、6つのステップがあり、設問の（ア）～（カ）を順番に並べ替えると以下のようになります。

①（カ）ファイナンシャル・プランニングで行うサービス内容について説明を行う。
（顧客との関係確立とその明確化）

➁（エ）顧客の将来の希望等を確認するために、ヒアリング調査等で情報を収集する。
（顧客データの収集と目標の明確化）

③（イ）キャッシュフロー表等を作成し、顧客の資産および負債の状況を把握する。
（顧客のファイナンス状態の分析と評価）

④（ウ）顧客の目標達成のために商品選定を行い、提案書を作成して顧客に提示する。
（プランの検討・作成と提示）

⑤（ア）作成したプランに従い、提案した記入商品購入等の実行援助を行う。
（プランの実行援助）

➅（オ）家族の生活環境の変化に応じて、定期的にプランの見直しを行う。
（プランの定期的見直し）

（カ）→（エ）→（イ）→（ウ）→（ア）→（オ）の順番になるので、3番目は（イ）です。