FP2級の過去問
2018年1月
実技 問66

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問題

FP技能検定2級 2018年1月 実技 問66 (訂正依頼・報告はこちら)

三上さんはHE投資信託を新規募集時に購入し、特定口座で保有して収益分配金を受け取っている。下記<資料>に基づき、三上さんが保有するHE投資信託に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。
問題文の画像
  • (ア)Aコース  (イ)普通分配金
  • (ア)Aコース  (イ)元本払戻金(特別分配金)
  • (ア)Bコース  (イ)普通分配金
  • (ア)Bコース  (イ)元本払戻金(特別分配金)

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この過去問の解説 (3件)

01

・為替変動の収益性を期待するのであれば、「為替ヘッジなし」を選択します。為替ヘッジを行った時より、円安による為替差益は大きく、基準価額の値上がりが期待できます。

・株式投資信託の収益分配金には、普通分配金(購入時より値が上がった分)と特別分配金(元本払戻金)があります。
購入したときの基準価額(個人元本)と10,000円と収益分配金支払後の基準価額11,500円を比較すると、1,500円購入時より値が上がっていますので、1,500円が普通分配金となります。

よって、正解は3. (ア)Bコース  (イ)普通分配金 となります。

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02

(ア)Bコース
為替ヘッジとは、外貨建ての金融商品に投資する際に、為替リスクを回避することをいいます。
つまり為替の変動の影響を受ける「為替ヘッジなし」を購入すると、円安になった場合に為替差益が収入になります。

(イ)普通分配金
この投資信託を購入した時点での投資金額にあたる個別元本が10,000円、
収益分配前の基準価額が13,000円です。
収益分配金の1,500円を支払った後の基準価額が11,500円になっています。
つまり分配金は値上がり益部分から支払われているので、「普通分配金」となります。
逆に分配金を支払った後の基準価額が個別元本より低い場合は、元本を取り崩して支払われているため「元本払戻金(特別分配金)」となります。

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03

【正解 3】

(ア)Bコース
為替ヘッジなしとは、為替変動の影響を受け分配時に円安になれば為替益を得られることになるということです。
三上さんは為替変動による収益を期待しているのでBコースを選択したことになります。

(イ)普通分配金
個別元本(購入時の基準価額)が10,000円で13,000円まで値上がり1,500円が分配されているので全て普通分配金になります。
例えば3,500円分配された場合は、3,000円が普通分配金となり、元本の一部である500円は元本払戻金(特別分配金)となります。

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