FP2級の過去問
2018年5月
実技 問74
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問題
FP技能検定2級 2018年5月 実技 問74 (訂正依頼・報告はこちら)
皆川敏夫さんが契約している火災保険(下記<資料>参照)に関する次の(ア)~(エ)の記述について、適切なものには〇、不適切なものには×を記した組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、超過保険や一部保険には該当しないものとし、<資料>に記載のない特約については付帯がないものとする。また、保険契約は有効に継続しているものとする。
(ア)火災による損害の補償に関する建物の保険金額は、1,380万円(免責金額0円)で契約している。
(イ)竜巻が原因で建物と家財が全損となった場合、合計で2,080万円の保険金が支払われる。
(ウ)洪水が原因で建物と家財が全損となった場合、合計で2,080万円の保険金が支払われる。
(エ)休日に敏夫さんが自転車で走行中、誤って他人にケガを負わせた場合の損害賠償責任についても、保険金が支払われる。
(ア)火災による損害の補償に関する建物の保険金額は、1,380万円(免責金額0円)で契約している。
(イ)竜巻が原因で建物と家財が全損となった場合、合計で2,080万円の保険金が支払われる。
(ウ)洪水が原因で建物と家財が全損となった場合、合計で2,080万円の保険金が支払われる。
(エ)休日に敏夫さんが自転車で走行中、誤って他人にケガを負わせた場合の損害賠償責任についても、保険金が支払われる。
- (ア)× (イ)〇 (ウ)× (エ)〇
- (ア)× (イ)〇 (ウ)〇 (エ)×
- (ア)〇 (イ)× (ウ)〇 (エ)×
- (ア)〇 (イ)〇 (ウ)× (エ)〇
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この過去問の解説 (3件)
01
建物・家財等に関する補償の欄に、保険金額1,380万円(免責金額0円)と契約事項が確認できます。
(イ)〇
建物全損:1,380万円、家財全損:700万円より合計2,080万円の保険金が支払らわれます。なお、竜巻による全損は火災保険の補償対象となります。
(ウ)×
洪水による全損は、火災保険の対象外となります。資料より水災については×と記載されています。
(エ)〇
資料より、火災保険に個人賠償責任特約が付いていますので、自転車事故等で他人にケガを負わせてしまった場合には、保険金が支払われます。
よって、正解は4となります。
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02
(ア)正
火災による損害の補償に関する建物の保険金額は、①より1,380万円(免責金額0円)です。
(イ)正
竜巻が原因で建物と家財が全損となった場合、竜巻は風災に該当するため、②より、建物1,380万円、家財700万円の合計2,080万円が支払われます。
(ウ)誤
洪水が原因で建物と家財が全損となった場合、④より保険金の支払いはありません。
(エ)正
火災保険には「個人賠償責任特約」が付加されているため、自転車で走行中、誤って他人にケガを負わせた場合の損害賠償責任についても、保険金が支払われます。
以上より、(ア)〇(イ)〇(ウ)×(エ)〇
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03
ア)〇
資料の読み取りで、免責0ですので、問題文のとおり正しい内容です。
イ)〇
竜巻は「風災」に該当しますので、資料から
建物1380万円、家財700万円の合計2080万円です。
ウ)×
洪水は「水災」に該当しますが、資料をみると水災は補償されない契約内容ですので、今回の保険金はありません。
エ)〇
資料から、個人賠償責任特約が付加されていることがわかりますので、他人にケガを負わせた場合はこの特約から支払いがあります。
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