FP2級の過去問
2019年1月
学科 問27

正解は１です。

シャープレシオとは、リスクに対するリターンを測る数値です。

（実績収益率ー無リスク金利）÷実績収益率の標準偏差

ア）（8.0-1.0）÷2.0＝3.5
イ）(6.0-1.0）÷4.0=1.25
ウ）大きい方が効率的な運用であるとされます。

【正解 1】

シャープレシオとは、投資の効率性を指す指標で下記の式で求めることが出来ます。

（実績収益率−無リスク金利）÷実績収益率の標準偏差

式に当てはめると、ファンドAのシャープレシオの値は、3.50。ファンドBのシャープレシオの値は、1.25となります。シャープレシオの値は大きいほど効率的な運用であったと判断されるので、正解は［1］となります。

【正解１】

シャープ・レシオ（シャープの測度）とは、標準偏差によるリスク1単位あたりの超過収益率のことで、以下の計算式で計算されます。

シャープ・レシオ＝（実績収益率ー無リスク金利）÷標準偏差

よって、
・ファンドAのシャープ・レシオ＝（8.0%ー1.0%）÷2.0%）＝3.5
・ファンドBのシャープ・レシオ＝（6.0%ー1.0%）÷4.0%＝1.25

シャープ・レシオは数値が高いほどパフォーマンスが優れている（＝効率的な運用がなされている）ことになります。

以上より、［ア］3.50［イ］1.25［ウ］大きい