FP2級の過去問
2019年1月
実技 問70
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する（ここをクリック）」 をご利用ください。
問題
FP技能検定2級 2019年1月 実技 問70 （訂正依頼・報告はこちら）
橋口浩太郎さん（58歳）が保険契約者（保険料負担者）および被保険者として加入している生命保険（下記＜資料＞参照）の保障内容に関する次の記述の空欄［ ア ］～［ ウ ］にあてはまる数値の組み合わせを選択肢から選びなさい。なお、保険契約は有効に継続し、かつ特約は自動更新しているものとし、浩太郎さんはこれまでに＜資料＞の保険から、保険金・給付金を一度も受け取っていないものとする。また、各々の記述はそれぞれ独立した問題であり、相互に影響を与えないものとする。
•浩太郎さんが現時点で、交通事故で即死した場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は［ ア ］万円である。
•浩太郎さんが現時点で、糖尿病の治療のため１６日間入院した場合（手術は受けていない）、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は［ イ ］万円である。
•浩太郎さんが現時点で、初めてガン（食道ガン・悪性新生物）と診断され、治療のため３０日間入院し、その間に約款所定の手術（給付倍率４０倍）を１回受けた場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は［ ウ ］万円である。
•浩太郎さんが現時点で、交通事故で即死した場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は［ ア ］万円である。
•浩太郎さんが現時点で、糖尿病の治療のため１６日間入院した場合（手術は受けていない）、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は［ イ ］万円である。
•浩太郎さんが現時点で、初めてガン（食道ガン・悪性新生物）と診断され、治療のため３０日間入院し、その間に約款所定の手術（給付倍率４０倍）を１回受けた場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は［ ウ ］万円である。
- ［ ア ］3,000（万円） ［ イ ］10（万円） ［ ウ ］500（万円）
- ［ ア ］3,510（万円） ［ イ ］12（万円） ［ ウ ］496（万円）
- ［ ア ］3,200（万円） ［ イ ］15（万円） ［ ウ ］300（万円）
- ［ ア ］4,000（万円） ［ イ ］20（万円） ［ ウ ］550（万円）
正解！素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 （3件）
01
［ア］3,510万円
浩太郎さんが交通事故で即死した場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は次の通りです。
［保険証券1］
・死亡給付金 10万円
［保険証券2］
・終身保険金額 200万円
・定期保険特約保険金額 2,000万円
・三大疾病保障 300万円
・災害割増特約 500万円
・傷害特約 500万円
合計すると3,510万円となります。
［イ］12万円
糖尿病の治療のため１６日間入院した場合は次の通りです。
［保険証券2］
・疾病入院特約（日額5,000円）
・成人病入院特約（日額5,000円）
どちらも5日目から適用になるので、5,000円×12日間+5,000円×12日間=12万円となります。
［ウ］496万円
ガンと診断され、３０日間入院し、手術（給付倍率４０倍）を１回受けた場合は次の通りです。
［保険証券1］
・ガン診断給付金 100万円
・ガン入院給付金 （日額1万円）
・ガン 手術給付金 20万円
［保険証券2］
・三大疾病保障 300万円
・疾病入院特約（日額5,000円）
・成人病入院特約（日額5,000円）
・入院給付金の40倍の手術給付金 20万円
全て合計すると、496万円となります。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
02
ア．の浩太郎さんが現時点で、交通事故で即死した場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は、
保険証券1より、死亡給付金（ガン以外）で10万円、保険証券2より、終身保険金額 200万円、定期保険特約保険金額 2,000万円、三大疾病保障 300万円、災害割増特約 500万円、傷害特約 500万円 合計3510万円となります。
イ．浩太郎さんが現時点で、糖尿病の治療のため１６日間入院した場合の保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は、災害入院特約日額5,000円、疾病入院特約日額5,000円です。いずれも5日目から支払いとなりますので、12日間分で合計12万円となります。
ウ．初めてガン（食道ガン・悪性新生物）と診断され、治療のため３０日間入院し、その間に約款所定の手術（給付倍率４０倍）を１回受けた場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は下記のようになります。
保険証券1より、
ガン診断給付金 100万円
ガン入院給付金日額1万円（30万円）
ガン 手術給付金 20万円
保険証券2より、
三大疾病保障 300万円
疾病入院特約日額5,000円（計13万円）
成人病入院特約日額5,000円（計13万円）
入院給付金の40倍の手術給付金 20万円。
合計496万円となります。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
03
［ア］浩太郎さんが現時点で、交通事故で即死した場合、支払われる保険金は以下の通りです。
＜保険証券１＞
・死亡給付金 10万円
＜保険証券２＞
・終身保険金額 200万円
・定期保険特約 2,000万円
・三大疾病保障特約 300万円
・災害割増特約 500万円
・傷害特約 500万円 計3,500万円
よって、10万円＋3,500万円＝3,510万円
［イ］浩太郎さんが現時点で、糖尿病の治療のため16日間入院した場合（手術は受けていない）、支払われる保険金は以下の通りです。
＜保険証券１＞ なし
＜保険証券２＞
・疾病入院特約 5,000円×（16日ー4日）＝6万円
・成人病入院特約 5,000円×（16日ー4日）＝6万円
よって、6万円＋6万円＝12万円
［ウ］浩太郎さんが現時点で、初めてガン（食道ガン・悪性新生物）と診断され、治療のため30日間入院し、その間に約款所定の手術（給付倍率40倍）を1回受けた場合、支払われる保険金は以下の通りです。
＜保険証券１＞
・ガン診断給付金 100万円
・ガン入院給付金 1万円×30日＝30万円
・ガン手術給付金 20万円
＜保険証券２＞
・三大疾病保障特約 300万円
・疾病入院特約 5,000円×（30日ー4日）＝13万円
・成人病入院特約 5,000円×（30日ー4日）＝13万円
・手術給付金 5,000円×40倍＝20万円
よって、（100万円＋30万円＋20万円）＋（300万円＋13万円＋13万円＋20万円）
=150万円＋346万円＝496万円
以上より、［ア］3,510［イ］12［ウ］496
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題（問69）へ
2019年1月問題一覧
次の問題（問71）へ