FP2級の過去問
2019年1月
実技 問73

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問題

FP技能検定2級 2019年1月 実技 問73 (訂正依頼・報告はこちら)

下記<資料>に基づき、井川さんが契約している普通傷害保険について、FPの天野さんの次の説明の空欄[ ア ]~[ エ ]に入る適切な語句を語群の中から選び、その語句の組み合わせが正しい選択肢を選びなさい。なお、同じ語句を何度選んでもよいこととし、保険金の支払い要件はすべて満たしているものとする。

「井川さんが仕事中のケガで5日間病院に通院した場合、受け取れる保険金は[ ア ]。」
「井川さんが地震によるケガで6日間病院に入院した場合(手術は受けていない)、受け取れる保険金は[ イ ]。」
「井川さんが交通事故により傷害後遺障害第6級に該当した場合、受け取れる傷害後遺障害保険金は[ ウ ]。」
「井川さんの中学生の息子が自転車で誤って他人にケガを負わせた場合、相手への賠償責任に関する補償は最高[ エ ]。」

<語群>
 1. ありません
 2. 1万円です
 3. 2万円です
 4. 3万円です
 5. 4万円です
 6. 420万円です
 7. 500万円です
 8. 590万円です
 9. 690万円です
 10. 1000万円です
 11. 1億円です
問題文の画像
  • [ ア ]2  [ イ ]7  [ ウ ]4  [ エ ]11
  • [ ア ]3  [ イ ]5  [ ウ ]10  [ エ ]11
  • [ ア ]2  [ イ ]4  [ ウ ]7  [ エ ]11
  • [ ア ]1  [ イ ]4  [ ウ ]7  [ エ ]10

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この過去問の解説 (3件)

01

【正解3】
(ア)井川さんが仕事中のケガで5日間病院に通院した場合、受け取れる保険金は以下の通りです。
・傷害通院保険金 2,000円×5日間=10,000円

(イ)井川さんが地震によるケガで6日間病院に入院した場合(手術は受けていない)、受け取れる保険金は以下の通りです。
・傷害入院保険金 5,000円×6日間=30,000円

(ウ)井川さんが交通事故により傷害後遺障害第6級に該当した場合、受け取れる傷害後遺障害保険金は、資料より「500万円」となります。

(エ)井川さんの中学生の息子が自転車で誤って他人にケガを負わせた場合、個人賠償責任特約の補償対象となり、資料より賠償限度額は「1億円」となります。

以上より、(ア)2(イ)4(ウ)7(エ)11

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02

正解は3.です。

〔ア〕に当てはまるのは、2.の1万円です。
井川さんが仕事中のケガで5日間病院に通院した場合ですから、傷害通院保険金日額を確認します。
2,000円×5日間=10,000円 となります。

〔イ〕に当てはまるのは、4.の3万円です。
井川さんが地震によるケガで6日間病院に入院した場合(手術は受けていない)ですから、傷害入院保険金日額を確認します。
入院1日目から、日額5,000となっています。
5000円×6日間=30,000円 となります。

〔ウ〕に当てはまるのは、7.の500万円です。
井川さんが交通事故により傷害後遺障害第6級に該当した場合ですから、傷害後遺障害の各等級の金額を確認します。第6級なので、500万円となります。

〔エ〕に当てはまるのは、11.の1億円です。
井川さんの中学生の息子が自転車で誤って他人にケガを負わせた場合ですから、その他の保障の個人賠償責任特約を確認します。限度額1億円となっています。

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03

【正解 3】

普通傷害保険証券の読み取りの問題です。聞かれている保障内容がわかれば難しい問題ではありません。特約が付いてくる保障内容の場合は注意が必要です。

[ア]2
5日間通院しているので、「傷害通院保険金日額」をみます。1日につき2,000円ですので2,000×5日間で1万円となります。

[イ]4
6日間入院しているので、「傷害入院保険金日額」をみます。1日につき5,000円ですので5,000×6日間で3万円となります。

[ウ]7
傷害後遺障害第6級と記載されているので、等級ごとの保険金額を参照します。傷害後遺障害第6級は500万円となっています。

[エ]11
個人賠償責任について聞かれているので、その他の保障「個人賠償責任特約」の部分をみます。限度額は1億円となっています。

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