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FP2級の過去問 2019年9月 実技 問62

問題

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ファイナンシャル・プランニングのプロセスに従い、次の( ア )~( カ )を6つのステップの順番に並べ替えたものとして、最も適切なものはどれか。

( ア )顧客の目標を達成するために必要なプランを作成し、顧客に提案書を提示して説明を行う。
( イ )顧客のキャッシュフロー表などを作成し、将来の財政状況の予測・分析等を行う。
( ウ )顧客の家族構成などの環境の変化、税制や法律改正の内容を考慮し、定期的にプランの見直しを行う。
( エ )作成したプランに従い、顧客が行う金融商品の購入、不動産売却等の実行を支援する。
( オ )顧客にファイナンシャル・プランニングで提供するサービス内容や報酬体系などを説明し、了解を得る。
( カ )面談やヒアリングシートにより顧客および家族の情報、財政的な情報等を収集し、顧客の財政的な目標を明確化する。
   1 .
( オ ) → ( カ ) → ( イ ) → ( ア ) → ( エ ) → ( ウ )
   2 .
( オ ) → ( カ ) → ( イ ) → ( エ ) → ( ア ) → ( ウ )
   3 .
( カ ) → ( イ ) → ( オ ) → ( ア ) → ( エ ) → ( ウ )
   4 .
( カ ) → ( イ ) → ( オ ) → ( エ ) → ( ア ) → ( ウ )
( FP技能検定2級 2019年9月 実技 問62 )
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この過去問の解説 (3件)

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正解は、1です。

顧客に適切に説明するうえで、顧客との関係確立からプランの提案および実行に至るまで、正しいプロセスで行う必要があります。そのため、以下のような「FPプロセスの6ステップ」を実践することが求められています。

顧客との関係の構築 顧客に提供するサービス内容や必要となる費用について説明し、了解を得る。顧客との信頼関係を構築する。

顧客データの収集と目標の明確化 顧客のデータを収集して、顧客の生活上の目標から経済面での目標を明確化する。

顧客のファイナンス状態の分析と評価 顧客から収集した情報を基に、キャッシュフロー表やバランスシートを作成し、現状分析や将来の予測等を行う。

具体的なプランの検討・作成と提示 顧客ニーズに適合するプランを検討し、資料の作成と提示・説明を行う。

ファイナンシャルプランの実行援助 作成したプランに従い、金融商品・不動産の購入・売却や保険の見直し等の実行を支援する。

ファイナンシャルプランの定期的見直し 顧客の環境の変化、税制や法改正の内容を考慮し、プランを定期的に見直す。

これらを踏まえて(ア)~(カ)を順番に並べ替えると、次のようになります。

  1. (オ)顧客にファイナンシャル・プランニングで提供するサービス内容や報酬体系などを説明し、了解を得る。
  2.  ↓
  3. (カ)面談やヒアリングシートにより顧客および家族の情報、財政的な情報等を収集し、顧客の財政的な目標を明確化する。
  4.  ↓
  5. (イ)顧客のキャッシュフロー表などを作成し、将来の財政状況の予測・分析等を行う。
  6.  ↓
  7. (ア)顧客の目標を達成するために必要なプランを作成し、顧客に提案書を提示して説明を行う。
  8.  ↓
  9. (エ)作成したプランに従い、顧客が行う金融商品の購入、不動産売却等の実行を支援する。
  10.  ↓
  11. (ウ)顧客の家族構成などの環境の変化、税制や法律改正の内容を考慮し、定期的にプランの見直しを行う。

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【正解1】

顧客に最適なアドバイスを行うためには、顧客との関係確立から始め、定められたプロセスを踏む必要があります。このステップを「FP実務の6ステップ」として以下の通り定めています。

Step01.顧客との関係確立とその明確化
提供するサービスを顧客に説明し、業務契約の範囲の明確化を行うステップで、(オ)が該当します。

Step02.顧客データの収集と目標の明確化
顧客ニーズ及び優先事項の明確化、定性・定量情報の収集を行うステップで、(カ)が該当します。

Step03.顧客のファイナンス状態の分析と評価
顧客情報の分析、ニーズ及び優先事項の評価を行うステップで、(イ)が該当します。

Step04.ファイナンシャル・プランの検討・作成と提示
戦略の明確化、プランの作成・提示を行うステップで、(ア)が該当します。

Step05.ファイナンシャル・プランの実行・援助
プラン実行の責任範囲に関する合意、実行のための実行支援を行うステップで、(エ)が該当します。

Step06.ファイナンシャル・プランの定期的見直し
顧客情報の定期的な見直し、及び再評価を行うステップで、(ウ)が該当します。

以上より、(オ)→(カ)→(イ)→(ア)→(エ)→(ウ)

0
1が適切です。

「FPプロセスの6つのステップ」と呼ばれるもので、顧客との関係確立から、プランの提示、プランの実行の支援、必要な見直しまで、以下のプロセスが定められています。

ステップ1 顧客との関係確立とその明確化 →(オ)
最初にFP自身のスキルを顧客に明示し、顧客のニーズに応えられるかを判断します。その上で業務の範囲を明確にし、必要な契約を締結します。

ステップ2 顧客データの収集と目標の明確化 → (カ)
顧客のファイナンス上の目的・ニーズ・優先事項を明確にし、顧客の定性・定量情報を収集します。

ステップ3 顧客のファイナンス状態の分析と評価 → (イ)
顧客情報を分析し、目的・ニーズ・優先事項に照らして評価します。

ステップ4 ファイナンシャル・プランの検討・作成と提示 → (ア)
ファイナンシャル・プランの戦略を明確にし、プランの作成と顧客への提示を行います。

ステップ5 ファイナンシャル・プランの実行援助 → (エ)
プラン実行にあたっての責任範囲の合意を得た上で、必要な商品やサービスを提示し、実行します。

ステップ6 ファイナンシャル・プランの定期的見直し → (ウ)
顧客の状況の変化に応じて、プランの見直しを行います。また、必要に応じて責任範囲や条件の見直しを行います。

これらの「FPプロセスの6つのステップ」を踏むことで、顧客から信頼されるファイナンシャル・プランニングの提案が可能になります。

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