FP2級の過去問
2020年1月
実技 問66
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
FP技能検定2級 2020年1月 実技 問66 (訂正依頼・報告はこちら)
下記〈資料〉は、2019 年 12 月 31 日時点の横川さん夫婦(翔馬さんと恵里さん)のYX銀行(日本国内に本店のある普通銀行)における金融資産(時価)の一覧表である。この時点においてYX銀行が破綻した場合に、預金保険制度によって保護される金融資産の金額に関する次の記述の空欄( ア )、( イ )にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。
・ 翔馬さんの金融資産のうち、預金保険制度によって保護される金額は( ア )万円である。
・ 恵里さんの金融資産のうち、預金保険制度によって保護される金額は( イ )万円である。
・ 翔馬さんの金融資産のうち、預金保険制度によって保護される金額は( ア )万円である。
・ 恵里さんの金融資産のうち、預金保険制度によって保護される金額は( イ )万円である。
- ( ア )1,000 ( イ )235
- ( ア )1,000 ( イ )245
- ( ア )1,500 ( イ )235
- ( ア )1,500 ( イ )245
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
【正解 1】
預金保険制度とは、金融機関が破綻した場合に、1金融機関ごとに預金者1人あたり1,000万円までが補償される制度です。
ただし、外貨預金や、投資信託は補償の対象外です。
(ア)
翔馬さんの場合は、普通預金、定期預金、財形貯蓄が補償の対象となります。
145万円 + 165万円 + 400万円 + 340万円 = 1,050万円
ただし、補償されるのは 1,000万円 までとなります。
(イ)
恵里さんの場合は、普通預金、定期預金が補償の対象となります。
65万円 + 30万円 + 100万円 + 40万円 = 235万円
参考になった数2
この解説の修正を提案する
02
預金保険制度では、1人につき元本1,000万円とその利息までが保護されますが、外貨預金や投資信託は保護対象外となります。
(ア)翔馬さんの資産は、
YX銀行 ya支店
普通預金 145万円+定期預金 400万円+財形貯蓄 340万円=885万円
YX銀行 yb支店
普通預金 165万円
なので、885万円+165万円=1,050万円
よって、預金保険制度によって保護される金額は「1,000万円」となります。
(イ)恵里さんの資産は、
YX銀行 ya支店
普通預金 65万円+定期預金 100万円=165万円
YX銀行 yb支店
普通預金 30万円+定期預金 40万円=70万円
なので、165万円+70万円=235万円
よって、預金保険制度によって保護される金額は「235万円」となります。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
預金保険制度とは、預金者1人あたり1金融機関ごとに合算で元本1,000万円まで保護される制度です。
ただし、外貨預金や投資信託は対象外となります。
では横川さん夫婦(翔馬さんと恵里さん)の金融資産のうち預金保険制度の対象となるものを見ていきましょう。
〈翔馬さん〉
YX銀行ya支店
普通預金:145万円
定期預金:400万円
財形貯蓄:340万円
YX銀行yb支店
普通預金:165万円
合計:1,050万円
預金保険制度は1,000万円まで保護されますので、(ア)は1,000万円となります。
〈恵里さん〉
YX銀行ya支店
普通預金:65万円
定期預金:100万円
YX銀行yb支店
普通預金:30万円
定期預金:40万円
合計:235万円
(イ)は235万円となります。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問65)へ
2020年1月問題一覧
次の問題(問67)へ