FP2級の過去問
2020年1月
実技 問67
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問題
FP技能検定2級 2020年1月 実技 問67 (訂正依頼・報告はこちら)
下記〈資料〉に関する次の記述の空欄( ア )、( イ )にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。
・ YL株式とYM株式の株価をPBR(株価純資産倍率)で比較した場合、( ア )株式の方が割安といえる。
・ YL株式とYM株式の配当利回りを比較した場合、( イ )株式の方が高い。
・ YL株式とYM株式の株価をPBR(株価純資産倍率)で比較した場合、( ア )株式の方が割安といえる。
・ YL株式とYM株式の配当利回りを比較した場合、( イ )株式の方が高い。
- ( ア )YL ( イ )YL
- ( ア )YL ( イ )YM
- ( ア )YM ( イ )YL
- ( ア )YM ( イ )YM
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この過去問の解説 (3件)
01
【正解 1】
PBRの計算は、以下の通りです。
PBR(倍) = 株価 ÷ 1株当たり純資産
YL株式 3,120円 ÷ 1,380円 = 2.3倍
YM株式 17,840円 ÷ 6,870円 = 2.6倍
よって、PBRは YL株式 の方が割安となります。
配当利回りの計算は、以下の通りです。
配当利回り(%) = 1株当たりの年間配当額 ÷ 株価 × 100
YL株式 50円 ÷ 3,120円 × 100 = 1.6%
YM株式 250円 ÷ 17,840円 × 100 = 1.4%
よって、配当利回りは YL株式 の方が高くなります。
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02
(ア)PBR(株価純資産倍率)は、企業の資産価値から見て株価の割安・割高を判断する尺度で、高いほど割高、低いほど割安と判断されます。
また、PBRは以下の計算式で表されます。
PBR(倍)=株価÷1株あたり純資産
YL株式のPBR
=3,120円÷1,380円=2.2608…(倍)
YM株式のPBR
=17,840円÷6,870円=2.5967…(倍)
よって、YL株式の方が割安といえます。
(イ)配当利回りは、以下の計算式で表されます。
配当利回り(%)=1株あたり年間配当金÷株価×100
YL株式の配当利回り
=50円÷3,120円×100=1.602…(%)
YM株式の配当利回り
=250円÷17,840円×100=1.401…(%)
よって、YL株式の方が配当利回りが高いと言えます。
以上より(ア)YL(イ)YL
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03
PBR(株価純資産倍率)は「株価÷1株あたりの純資産」で求めることができます。
---------------------------------------------------------------
YL株式のPBR
3,120÷1,380=2.260…
YM株式のPBR
17,840÷6,870=2.596…
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PBRは低い方が割安と判断されますので、( ア )はYLということになります。
配当利回りは「1株あたりの配当金÷株価×100」で求めることができます。
---------------------------------------------------------------
YL株式の配当利回り
50÷3,120×100=1.602…
YM株式の配当利回り
250÷17,840×100=1,401…
---------------------------------------------------------------
YL株式の方が利回りが高いので(イ)はYLとなります。
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