FP2級の過去問
2020年1月
実技 問115

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問題

FP技能検定2級 2020年1月 実技 問115 (訂正依頼・報告はこちら)

友里さんは、貴博さんが万一死亡した場合の公的年金の遺族給付について、FPの安藤さんに質問をした。仮に貴博さんが 2023 年 4 月に 58 歳で死亡した場合、友里さんが受給できる遺族給付に関する次の記述について、正しい場合には ○、誤っている場合には × を選択しなさい。なお、貴博さんは、大学卒業後 22 歳で就職してから 2020 年 4 月に退職するまで継続して厚生年金の被保険者であり、その後死亡するまでは国民年金の第 1 号被保険者として保険料を納付していたものとする。また、貴博さんと友里さんに子どもはおらず、記載以外の遺族給付の受給要件はすべて満たしているものとする。
<設例>


友里さんに遺族厚生年金の受給権が発生し、その後、老齢基礎年金と老齢厚生年金の受給権が発生した場合、友里さんは 65 歳以後において遺族厚生年金の全額を受け取ることができる。
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この過去問の解説 (3件)

01

【正解 : 2】

老齢厚生年金と遺族厚生年金が併給される場合、老齢厚生年金が優先されるため、老齢厚生年金が遺族厚生年金よりも多い場合は、遺族厚生年金は全額支給停止されます。

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02

正解は、×です。

老齢厚生年金と遺族厚生年金が併給される場合、老齢厚生年金が優先して支給されます。
なお、老齢厚生年金を受給できるときは、遺族厚生年金は老齢厚生年金の額に相当する部分の支給が停止されます。

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03

【正解:×】

老齢厚生年金と遺族厚生年金が併給される場合、老齢厚生年金の支払いが優先されます。
よって、老齢厚生年金の支払額>遺族厚生年金となる場合、遺族厚生年金は全額支給停止されます。

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