FP2級の過去問
2021年1月
実技 問64

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問題

FP技能検定2級 2021年1月 実技 問64 (訂正依頼・報告はこちら)

下記<資料>について、この企業の株価が2,260円である場合、2020年11月期通期の業績予想ベースにおける次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値を語群の中から選び、正しい組み合わせのものを選びなさい。なお、解答に当たっては、小数点以下第3位を四捨五入すること。

・PER(株価収益率)は( ア )倍である。
・配当性向は( イ )%である。
<語群>
1.77  1.99  17.29  18.10
22.29  30.60  34.42  39.46
問題文の画像
  • (ア)22.29  (イ)39.46
  • (ア)1.99  (イ)18.10
  • (ア)17.29  (イ)30.60
  • (ア)1.77  (イ)34.42

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この過去問の解説 (3件)

01

(ア)について
PER(株価収益率)= 株価 ÷ 1株当たり当期純利益 です。
株価は設問より 2,260円 です。
1株当たり当期純利益は、「3.2020年11月期の連結業績予想」に 101.37円 とあります。
よって、2,260円 ÷ 101.37円 = 22.294…倍
小数点以下第3位を四捨五入し、「22.29倍」となります。

(イ)について
配当性向 = 1株当たり年間配当金 ÷ 1株あたり当期純利益 × 100 です。
1株当たり年間配当金は、「2.配当の状況」の2020年11月期(予想)に 40円 とあります。
1株あたり当期純利益は、101.37円 です。
よって、40円 ÷ 101.37円 × 100 = 39.459…%
小数点以下第3位を四捨五入し、「39.46%」となります。

よって、(ア)22.29 (イ)39.46 となり、正解は 1 となります。

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02

正解は 1 です。

ア:PER(株価収益率)は[22.29]倍である。

PER(株価収益率)は、株価が1株当たり当期純利益の何倍であるかを示す指標で、
株価 ÷ 1株当たり当期純利益」で求められます。

2,260円(株価)÷ 101.37(1株当たり当期純利益)= 22.294 ≒ 22.29 [倍] となります。

イ:配当性向は[39.46]%である。

配当性向は、純利益に対する配当金の割合で、
配当金総額 ÷ 1株当たり当期純利益 × 100」で求められます。
本問の場合は、2020年11月(予想)の40.00円が配当金総額に該当します。

40円(配当金総額)÷ 101.37(1株当たり当期純利益)× 100 = 39.459 ≒ 39.46 [%] となります。

参考になった数1

03

正解は1です。

ア.

PER(株価収益率)は、「株価 ÷ 1株当たり当期純利益」で求めます。

問題文より株価は2260円であることがわかり、表より1株あたりの当期純利益が101.37円であることがわかります。

これより、 2260 ÷ 101.37 ≒ 22.29 (倍)

イ.

配当性向は、「1株当たり年間配当金 ÷ 1株あたり当期純利益 × 100」で求めます。

問題文より、今回求めるのは2020年11月通期(1年間の合計)の1株当たり年間配当金であるため、表より40円であることがわかります。

アと同じく、1株あたり当期純利益は101.37円であることがわかります。

これより、40 ÷ 101.37 × 100 ≒ 39.46 (%)

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