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FP2級の過去問 2021年1月 実技 問89

問題

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三四郎さんは、現在居住している自宅の住宅ローン(全期間固定金利、返済期間35年、元利均等返済、ボーナス返済なし)の繰上げ返済を検討しており、FPの谷口さんに質問をした。三四郎さんが住宅ローンを120回返済後に、100万円以内で期間短縮型の繰上げ返済をする場合、この繰上げ返済により軽減される返済期間として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、下記<資料>を使用し、繰上げ返済額は100万円を超えない範囲での最大額とすること。また、繰上げ返済に伴う手数料等は考慮しないものとする。

<設例>
問題文の画像
   1 .
9ヵ月
   2 .
1年3ヵ月
   3 .
1年4ヵ月
   4 .
1年5ヵ月
( FP技能検定2級 2021年1月 実技 問89 )
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この過去問の解説 (3件)

3

正解は、2です。

繰り上げ返済すると、次回の返済から順に元金部分に充当されます。
<資料>より、120回返済後の残高は、25,009,500円です。ここから100万円を繰り上げ返済すると、繰り上げ返済後の残高は、以下の金額になります。
25,009,500円 − 1,000,000円 = 24,009,500円


よって、100万円の繰り上げ返済により、資料のうち残高が24,009,500円以上となっている返済回までは返済を完了できることになります。

24,009,500円よりもよりも大きいもので、最小のものは、135回返済終了時の 24,033,332円 です。
つまり、繰り上げ返済により短縮される期間は、121回~135回の15回(1年3か月)となります。

なお、121回目から順に元金返済額を足し合わせていき、100万円に達する月数をカウントする方法もあります。

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0

正解は 2 です。

繰り上げ返済とは、通常の返済とは別に、借入資金の一部または全部を前倒しで返済することです。繰り上げ返済したお金は、元金の返済に充てられます。
設問の期間短縮型は、残りの返済期間が短くなる返済方法で、毎月の返済額は変わりません。
もう1つの返済額軽減型は、毎月の返済額が少なくなる返済方法で、返済期間は変わりません。

返済回数120回目時点の借入残高は、25,009,500円です。
ここから、繰上げ返済額の上限100万円を差し引くと、
 25,009,500円 − 1,000,000円 = 24,009,500円
となります。


この金額を超えない借入残高の返済回数(期間短縮されない返済期間)は、136回目の23,967,383円です。
つまり、上限100万円として繰上げ返済をすると、135回目までの元金に充当されることになります。


よって、繰上げ返済により軽減される返済期間は、
 135回(期間短縮される返済期間)− 120回(返済済期間)= 15回

 → 1年3カ月
となります。

0

正解は2です。

資料より、120回返済後の残高は 25,009,500円 です。

120回返済後に、100万円以内で期間短縮型の繰上げ返済をする場合、それらの額は次回の返済から順に元金部分に充当されます。

これより、100万円の繰上げ返済後の残高は、

25,009,500円 − 1,000,000円 = 24,009,500円 です。

再度、資料の各回支払い後の残高を確認すると、135回目(残高24,033,332円)の支払いを終えたことと同じ状態であることがわかります。

なお、136回目(選択肢3の1年4ヶ月)と悩むかと思いますが、繰上げ返済後の残高が23,967,383円よりも小さい額でないといけないため、これは誤りです。

よって、135回目(1年3ヶ月後)の 2 が正解です。

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