FP2級の過去問
2021年9月
実技 問73
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
FP技能検定2級 2021年9月 実技 問73 (訂正依頼・報告はこちら)
佐野大輔さん(50歳)が保険契約者(保険料負担者)および被保険者として加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄( ウ )にあてはまる数値として正しいものはどれか。なお、保険契約は有効に継続し、かつ特約は自動更新しているものとし、大輔さんはこれまでに<資料>の保険から、保険金・給付金を一度も受け取っていないものとする。
・大輔さんが現時点で、交通事故で死亡(入院・手術なし)した場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は( ウ )万円である。
※約款所定の手術は無配当定期保険特約付終身保険および終身医療保険ともに該当するものである。
・大輔さんが現時点で、交通事故で死亡(入院・手術なし)した場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は( ウ )万円である。
※約款所定の手術は無配当定期保険特約付終身保険および終身医療保険ともに該当するものである。
- 2,820(万円)
- 3,520(万円)
- 3,800(万円)
- 3,820(万円)
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は 4 です。
今回のケースで給付を受け取ることができる条件を資料から探していきます。
<保険証券1>
終身保険金:300万円
定期保険特約保険金:2,000万円
三大疾病保障定期保険特約保険金:1,000万円
※こちらは三大疾病にかかった際に加え、死亡時や高度障害状態になった際も対象です。
障害特約保険金:500万円
<保険証券2>
死亡保険金:20万円
上記を合計すると 3,820万円 となります。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
02
正解は4です。
佐野さんは交通事故で死亡されています。
保険証券1では、終身保険、定期保険特約、
そして三大疾病保障定期特約の対象です。
三大疾病保障定期特約では、死亡・高度障害と
がん・脳卒中・急性心筋梗塞(三大疾病)の状態が
保険金支払対象になります。
また、死亡された原因が病気ではなく不慮の事故だったため、
傷害特約の対象でもあります。
保険証券2では入院・手術はありませんでしたが
死亡保険金の対象となります。
計算式は下記のとおりです。
保険証券1
終身保険金 + 定期保険特約保険金 + 三大疾病保障定期特約保険金 + 傷害特約保険金
= 300万円 + 2,000万円 + 1,000万円 + 500万円
保険証券2
死亡保険金 = 20万円
合計 3,820万円 となります。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
正解は4です。
<保険証券1>
・終身保険:300万円
・定期保険特約保険:2,000万円
・三大疾病保障定期保険特約:1,000万円
→こちらの特約が適用になる条件は、保険期間中に、ガン・急性心筋梗塞・脳卒中になった場合と死亡・高度障害になった場合になるので注意が必要です。
・傷害特約保険金額:500万円
<保険証券2>
・死亡保険金:20万円
よって、
300万 + 2,000万 + 1,000万 + 500万 + 20万 = 3,820万円 となります。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問72)へ
2021年9月問題一覧
次の問題(問74)へ