FP2級の過去問
2022年1月
学科 問17

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問題

FP技能検定2級 2022年1月 学科 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。
  • 海外旅行傷害保険では、海外旅行中に発生した地震および地震を原因とする津波によるケガは補償の対象とならない。
  • 国内旅行傷害保険では、国内旅行中に発生した地震および地震を原因とする津波によるケガは補償の対象となる。
  • 普通傷害保険では、日本国外における業務中の事故によるケガは補償の対象となる。
  • 家族傷害保険(家族型)では、保険期間中に誕生した記名被保険者本人の子は被保険者とはならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解はです。

1.不適切

海外旅行傷害保険は、海外旅行中の地震や噴火、津波などの自然災害によるケガも補償の対象になります。

2.不適切

国内旅行傷害保険は、地震や噴火、津波などの自然災害によるケガは補償の対象にはなりません

海外旅行傷害保険とは違うので注意が必要です。

3.適切

普通傷害保険は、仕事中や自宅内、旅行中のケガなど、国内外を問わず幅広く補償してくれる保険です。

したがって、日本国外における業務中の事故によるケガも補償の対象となります。

4.不適切

家族傷害保険(家族型)では、事故が発生した時点の続柄で補償対象が決まります。

保険期間中に誕生した記名被保険者本人の子は被保険者となります。

参考になった数6

02

傷害保険とは日常生活で起きるさまざまなケガに備えた保険です。

しかしこのケガは「急激かつ偶然な外来の事故」でなければなりません。

上記の文章がキーワードになるので、しっかり覚えておきましょう。

選択肢1. 海外旅行傷害保険では、海外旅行中に発生した地震および地震を原因とする津波によるケガは補償の対象とならない。

不適切

海外旅行傷害保険とは、家を出てから帰宅するまでの海外旅行の際に起きた傷害について補償する保険です。

対象となるのは以下の通りです。

・ケガ

・細菌性食中毒

・地震、噴火、津波

選択肢2. 国内旅行傷害保険では、国内旅行中に発生した地震および地震を原因とする津波によるケガは補償の対象となる。

不適切

国内旅行傷害保険とは、国内旅行の際に起きた傷害について補償する保険です。

対象となるのは以下の通りです。

・ケガ

・細菌性食中毒

選択肢3. 普通傷害保険では、日本国外における業務中の事故によるケガは補償の対象となる。

適切

普通傷害保険とは、国内外を問わず日常生活で起こる傷害について補償する保険です。

対象となるのは以下の通りです。

・(国内外、業務中、業務外全て含めた)ケガ

選択肢4. 家族傷害保険(家族型)では、保険期間中に誕生した記名被保険者本人の子は被保険者とはならない。

不適切

家族傷害保険(家族型)とは、普通傷害保険と同じ内容の保険を家族全員に対して補償する保険です。

家族の範囲は以下の通りです。

・本人、配偶者、生計を一にする同居親族、生計を一にする別居の未婚の子、契約後に生まれた子

まとめ

事故の範囲や対象となる家族の定義は必ず覚えましょう。

参考になった数1

03

【正解3】

[1]不適切

海外旅行保険は、旅行のために自宅を出てから帰宅するまでの間に被った損害をカバーしており、海外旅行中に発生した地震・噴火・津波によるケガも特約なしで補償対象となります。

[2]不適切

国内旅行傷害保険も、旅行のために自宅を出てから帰宅するまでの間に被った損害をカバーしていますが、海外旅行保険と異なり、国内旅行中に発生した地震および地震を原因とする津波によるケガは補償対象外です。

[3]適切

普通傷害保険は、国内外、業務中外を問わず、日常生活における身体傷害に対して補償されます。よって、日本国外における業務中の事故によるケガも補償対象です。

[4]不適切

家族傷害保険(家族型)は家族全員をカバーしているため、保険期間中に誕生した被保険者本人の子は、特に手続することなく自動的に補償対象となります。

参考になった数0