FP2級の過去問
2022年1月
学科 問40
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問題
FP技能検定2級 2022年1月 学科 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
決算書に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 貸借対照表において、純資産の部の合計額がマイナスになることがある。
- 貸借対照表における資産の部の合計額は、負債の部および純資産の部の合計額と一致する。
- 損益計算書における売上総利益の額は、売上高の額から売上原価の額を差し引いた額である。
- 損益計算書における経常利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。
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この過去問の解説 (3件)
01
【正解4】
[1]適切
貸借対照表において、純資産の部の合計額がマイナスになることを債務超過といいます。
[2]適切
貸借対照表は、資産=負債+純資産となるため、資産の部の合計額は、負債の部および純資産の部の合計額と一致します。
[3]適切
売上総利益=売上高ー売上原価、なので適切です。
[4]不適切
売上総利益の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額は、営業利益です。
経常利益は、営業利益+営業外損益で求めることができます。
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02
正解は4です。
1.適切
貸借対照表において、純資産の部の合計額がマイナスになることがある。
負債の方が資産を上回っているので、債務超過に陥っている状態です。
2.適切
貸借対照表における資産の部の合計額は、負債の部および純資産の部の合計額と一致します。
貸借対照表は、
資産=負債+純資産
と必ずなるような構造になっています。
3.適切
損益計算書における売上総利益の額は、売上高の額から売上原価の額を差し引いた額です。
4.不適切
経常利益の額は、営業利益+営業外収入ー営業外費用
営業利益の額は、売上総利益ー(販売費+一般管理費)
問題文は営業利益についての説明になるので、不適切です。
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03
とても難しい分野なので、余裕があれば覚えるようにしましょう。
テキストによっては、詳細が書かれていない場合があります。
しかし簿記の知識がある場合は、得点源となります。
その場合は、しっかり読んで答えられるようにしましょう。
適切
貸借対照表は、資本の部と負債・純資産の部が同額になります。
そのため負債が多くなると、純資産の部をマイナスにすることで、資産の部と釣り合わせる必要があります。
この状態を債務超過といいます。
適切
貸借対照表は、資本の部と負債・純資産の部が同額になります。
資産=負債+純資産
適切
損益計算書の売上総利益の額は、以下の式で求められます。
売上総利益
=売上高ー売上原価
不適切
損益計算書における経常利益の額は、以下の式で求められます。
経常利益
=営業利益+営業外収益ー営業外費用
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