FP2級の過去問 2022年1月 学科 問58

【相続・事業継承：相続財産の評価（不動産以外）】

についての問題です。

上場株式の相続税評価額は下記のうち最も低い金額となります。

▶被相続人が亡くなった当日の最終価格：2,510円

▶被相続人が亡くなった当月の月平均額：2,530円

▶被相続人が亡くなった前月の月平均額：2,480円

▶被相続人が亡くなった前々月の月平均額：2,450円

よって、2,450円となります。

正解は２です。

上場株式の相続税評価額は

・相続が発生したその日の最終価格

・相続が発生した月以前３ヶ月間の最終価格の月平均額

のうち最も低い価格となります。

よって

・相続が発生したその日の最終価格

　＝２０２１年１０月１１日の最終価格：２５１０円

・相続が発生した月以前３ヶ月間の最終価格の月平均額

　＝２０２１年１０月の最終価格の月平均額：２５３０円

　　２０２１年９月の最終価格の月平均額：２４８０円

　　２０２１年８月の最終価格の月平均額：２４５０円

のうち最も低い価格が１株当たりの相続税評価額ということになるので

２番の２４５０円が答えになります。

正解は２です。

上場株式の1株当たりの相続税評価額は、次の4つの中で最も低い価額になります。

①相続が発生した日（被相続人が死亡した日）の最終価格

②相続が発生した月の最終価格の平均額

③相続が発生した月の前月の最終価格の平均額

④相続が発生した月の前々月の最終価格の平均額

相続が発生した10月11日の最終価格は　2,510円

相続が発生した10月の最終価格の平均額は　2,530円

相続が発生した月の前月である9月の最終価格の平均額　2,480円

相続が発生した月の前々月である8月の最終価格の平均額　2,450円

この中で一番低い価額は2,450円になります。

つまり「2．2,450円」が正解です。